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スパークス・グループ—24年3月期は2ケタ増収増益、重要な経営指標である基礎収益は過去最高を更新

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スパークス・グループ<8739>は7日、2024年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比23.5%増の164.98億円、営業利益が同31.1%増の74.76億円、経常利益が同28.6%増の80.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.2%増の65.19億円となった。

同社グループの当年度末運用資産残高は、1兆8,893億円と前期末比で25.9%増となった。当年度における残高報酬は前年同期比12.0%増の142.58億円となった。成功報酬は、同463.8%増の20.54億円となり、営業収益は増収となった。営業費用及び一般管理費は、同17.8%増の90.22億円となった。これは主に事務委託費が減少した一方で、公募投信の運用資産残高増加に伴う支払手数料の増加及び人件費の増加によるものとなっている。これらの結果、営業利益・経常利益は増益となった。また、投資有価証券売却益を13.35億円計上し、法人税等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は増益となった。なお、事業の持続的かつ安定的な基盤となる収益力を示す指標である基礎収益(経常的に発生する残高報酬の金額から経常的経費を差し引いた金額)は、経常的経費の増加はあるものの、それを上回る残高報酬の増加により、同5.7%増の63.48億円となり、過去最高値を更新した。

2025年3月期の連結業績予想について、同社グループの主たる事業である投信投資顧問業は、業績が経済情勢や相場環境によって大きな影響を受ける状況にあるため、将来の業績予想は難しいと認識している。なお、同社グループの重要な経営指標の一つである運用資産残高は、原則として毎月月初5営業日以内に、前月末速報値を別途開示している。
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