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今日の為替市場ポイント:米長期金利高止まりでドルは底堅い動きを保つ可能性

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8日のドル・円は、東京市場では154円55銭から155円35銭まで反発。欧米市場では155円22銭から155円68銭まで上昇し、155円54銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に155円台で推移か。米長期金利の高止まりを意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、日本銀行植田総裁は5月8日に行われた講演で、「輸入物価の上昇は次第に落ち着いていくとみているが、円安がその前提を弱める可能性がある」との見方を示した。植田総裁は物価を巡るリスクとして今後の為替相場の変動や国際商品市況の動向を挙げている。また、今後の金融政策運営については、「日銀の見通しに沿って基調的な物価上昇率が高まっていけば、緩和度合いを調整していくことになる」との見方を伝えた。市場参加者の間からは「円安進行が日銀の金融政策に大きな影響を与えていることは明らかであり、円安が是正されない場合、緩和的な金融環境が長期間維持されることは難しくなる」との声が聞かれている。

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