芙蓉総合リース<8424>は8日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.9%増の7,085.38億円、営業利益が同16.5%増の600.46億円、経常利益が同14.5%増の683.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.3%増の472.19億円となった。
リース及び割賦の売上高は前期比1.3%増の6,198.34億円、セグメント利益は同14.6%増の420.47億円となった。契約実行高は同31.4%増の6,341.43億円となり、営業資産残高は同6.0%増の18,447.65億円となった。
ファイナンスの売上高は前期比24.7%増の326.70億円、セグメント利益は同0.5%増の187.03億円となった。契約実行高は同4.6%増の10,963.62億円となり、営業資産残高は同6.4%増の9,938.87億円となった。
その他の売上高は前期比10.8%増の560.32億円、セグメント利益は同14.5%増の115.74億円となった。契約実行高は同121.49億円増の123.34億円となり、営業資産残高は同31.9%増の387.96億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、前期の大口要因の剥落もあり営業利益が前期比0.1%減の600.00億円、経常利益が同3.4%減の660.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.7%減の450.00億円を見込んでいる。
また、同日、最近の業績動向を踏まえ2024年3月期の期末配当金について、1株当たり配当金を前回発表予想から50.00円増配の245.00円とすることを発表した。これにより通期での配当は440.00円（前期比97円増）となる。
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