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【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感指数は予想以上に低下、期待インフレ率は予想外に上昇、ドル底堅い

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米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は67.4と、4月77.2から予想以上に低下し昨年11月来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は3.5%と、4月3.2%から予想外に上昇し昨年11月来で最高。5-10年期待インフレ率速報値は3.1%と、予想外に4月3.0%から上昇し昨年11月来で最高となった。根強い高インフレが消費者に影響している証拠となった。

期待インフレ率の上昇でドルは底堅い。ドル・円は155円87銭の高値から155円60銭まで反落も155円75銭まで再び上昇。ユーロ・ドルは1.0766ドルまで下落後、1.0790ドルへ上昇も再び1.0776ドルまで売られた。ポンド・ドルは1.2516ドルへ下落後、1.2537ドルへ強含むが1.2520ドルへ再び下落した。

【経済指標】
・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:67.4(予想:76.2、4月:77.2)
・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.5%(予想:3.2%、4月:3.2%)
・米・5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.1%(予想:3.0%、4月:3.0%)

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