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私マック赤坂が百条委員会で「君たちはサーバントだ!」と叫んだ真の理由

最初から無意味だった百条委員会

一番の問題は、今の都議会議員そして国会議員、いわゆる間接投票で選ばれた我々の代表者である議員たちの腐敗にあります。

当選して都議会議員になったり、国会議員になったり、都知事になったりすれば権力がついてきます。そして権力を持つ立場になると、ほとんどの人は己では気付かないうちに腐敗してゆきます。何かあれば、まずは自分の身を守ろうと働きかけるようになります。

一方、本来あるべき政治家の姿とは、どのようなものでしょうか?

まず、真実を追求する、素直でブレのない真っ直ぐな心を持たなければなりません。そして何より「自分よりもまずは都民のこと、国民のこと」です。心の奥底の根底に、そこまでの気持ちが必要です。そうでなければ、真の政治家を務めることはできません。

昔で言えば、吉田松陰や高杉晋作は命を懸けて、常に国や民のことを真剣に考え行動に移していましたが、今の政治家は既得権益、自己欲求や自己保身のことしか考えていません

だから私は、今回の百条委員会での石原元都知事の証人喚問についても、何ら目新しい成果には繫がらないであろうとの確信を持っていました。

はたして、その予想は見事に的中し、今回の百条委員会は中身の薄い茶番劇となったわけです。

最初の質問者の自民党2人は、いわば昔ながらの石原ファミリー。石原氏が都知事の時の都議会議員です。自民党がまずこの2人を質問者にもってきた時点で、この百条委員会において真実の核心を追求することは無理であるとわかりました。

これは、テレビをご覧のみなさんでも感じたことでしょう。

NHKの生放送をご覧になった視聴者のうち、どれだけ大勢の方々があの百条委員会の内容に納得いかなかったことか?だから私は、形こそああいう形(退場)になりましたが、政治の腐敗に虫唾が走ってしかたがない国民の方々の代弁者になった自負があります。

私の好きな高杉晋作の格言のうちのひとつ、「おもしろきこともなき世をおもしろく」になぞらえ、マック赤坂流に言えば「仕掛けるからおもしろい、仕掛けなかったら何もおもしろくない、それが人生だ!」という格言ができました。

Next: 少しでも多くの若者たちに、選挙や議会傍聴に興味を持ってほしい

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