忘れちゃいけない?今日はジブリの日です!
これは余談になりますが、雇用統計にまつわる日本独自のアノマリーとして、『ジブリの日』と呼ばれるものがあることはご存知でしょうか?冗談でもなんでもなく、実はWSJ(ウォールストリートジャーナル)の海外紙などでも取り上げられたほど有名です。
相場におけるアノマリーとは、理論的に説明できる明確な根拠はないものの、よく当たるという経験則のことを意味しますが、ジブリの日はというと、日本テレビ系列で金曜21時から放送される「金曜ロードShow!」でジブリ作品が放映されると相場が大荒れとなるとされています。
多くの場合は雇用統計の結果が下振れし、リスク回避から株価が急落、大幅なドル安(円高)となることから、『ジブリの呪い』とも囁かれるほどです。
そして、今日はなんと「もののけ姫」が放映されますから、まさにジブリの日となります。念のため(?)警戒しておくと良いかもしれませんよ。
まぁ、個人的な見解としては、このアノマリーはジブリ作品がそもそも子供の夏休みを意識して、夏場に放映されやすいことに起因していると思いますけどね。そもそも、新作公開もほぼ夏ですし。夏場の雇用者数の下振れのしやすさは前述した通りですから、こういった分析もしながら楽しく雇用統計に臨んで頂ければ幸いです。
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2016年8月5日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
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