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米ドルの死と2つの仮想通貨~なぜ世界経済はリセットされようとしているのか?

西側の中央銀行カルテルは、新しい通貨として「ゴールド・デジタル・トークン」を考えている

通貨発行権を独占している西側の中央銀行は、中国、ロシア、インドに出荷してきたために金(ゴールド)の現物が品切れになっています。

通貨をコントロールするためには、まず金(ゴールド)を管理する必要があります。

「金(ゴールド)を管理する」という意味は、かねてから言われているように、「金(ゴールド)の価値を、その国の通貨に対して低く評価されるように中央銀行が操作する」ことを含みます。

米国に拠点を置くCMEグループが、米国の代わりに英国とともに働いているという事実は、この計画におけるもう1つの主な要因です。

「通貨危機を煽る」という方法で、西側の中央銀行は、世界の金(ゴールド)のほとんどを効果的に盗むことができるかもしれません。

中国とロシア、そしてBRICS諸国が、米政府に対して「何ら裏付けのない不換紙幣での商取引はご遠慮願いたい」と申し出たように、分析どおりに、これらの国々がドルのような不換紙幣を排除して、代わりに金(ゴールド)に裏付けされた強い通貨を広い範囲で流通させることを計画しているのであれば、ナレンドラ・モディの言うことを信じて銀行に金(ゴールド)を預けてしまったインド国民は、クズグスしていないで、すぐに預けてある銀行から金(ゴールド)を出して、自宅の金庫か、自分たちしか知らない隠し場所に保管しなおした方がよさそうです。

1971年8月のニクソン・ショックを口実にして、ブレトンウッズ体制(金本位制)を崩壊させたことも、金(ゴールド)を寡黙にさせようというコントロールの一種です。

インド政府が金(ゴールド)を集めているのは、西側の中央銀行にリースするか売却するためであると考えられます。しかしインド国民は、自分が銀行に預けた金(ゴールド)は、安全に保管されていると信じ込んでしまうでしょう。

ロスチャイルドの“ハザール銀行王朝”によってコントロールされている西側の中央銀行カルテルは、その金(ゴールド)で裏付けられた膨大な量のゴールド・デジタル・トークンを発行して、世界中の人々に「安心・安全」を提供すると謳いながら、金(ゴールド)に裏付けされたクリプト・カレンシー(暗号通貨)を普及させるでしょう。

つまり、インド国内には金(ゴールド)がなくなる可能性が出てきた、ということです。

去年、インドは、たった1ヵ月で319トンもの銀(シルバー)を輸入しました。投資家たちは、インドに金(ゴールド)がなくなった後、銀(シルバー)にゴールド・マネーの代替えをさせようと考えているようです。

Next: 中央銀行が仮想通貨を発行する隠された目的は「ビッグブラザー!」

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