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米ドルの死と2つの仮想通貨~なぜ世界経済はリセットされようとしているのか?

中央銀行が仮想通貨を発行する隠された目的は「ビッグブラザー!」

私は、民間銀行や金融機関が仮想通貨を発行して、それが広く流通することについては賛成しています。今まで考えもつかなかった市場が次々と創造されるからです。

1円単位の金額でも、ほぼ手数料ゼロで地球の裏側にでも瞬時に送金が可能になれば、たとえば、Amazonのビッグテールと相乗して、死んでいた市場さえ復活させることができるようになります。

しかし、中央銀行が仮想通貨を発行するとなれば、たとえ、ブロックチェーン技術を使っていたとしても、一人一人の取引状況は、逐一、中央銀行に追跡されるのです。

そのデータがビッグデータに組み込まれたとき、一人一人が「次に何を買い、どんな行動を起こすのか予想できるようになる」のです。

そうなれば、共謀罪どころの話ではなくなって、まさしくビッグブラザーの世界がやってくると私は警告してきたのです。

三菱東京UFJ銀行は、初の仮想通貨「MUFJコイン」を今秋発行する予定でしたが、来春に伸びたとのこと。まず、この5月から実証実験に入り、まず同行の役員約200人から始めて、最終的には国内の全行員約27000人が使えるようになった後、一般向けに発行の運びとなる模様。

仮想通貨の発行は、三菱東京UFJ銀行以外のメガバンクも検討しており、金融機関以外では、一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)なども仮想通貨の開発をスタートさせています。

来年以降は、仮想通貨ラッシュが想定されます。

日本政府は、日銀の審議委員に三菱東京UFJの関係者を候補に上げています。

忘れてならないことは、日銀は、その出資金の55%を日本政府が引き受けているものの、ジャスダックに上場しているれっきとして民間の金融機関であるということです。

しかし、中央銀行である日銀は、その国の法定通貨の発行権を独占しています。その日銀に、財務省のコントロールが効かなくなったメガバンクが、直接的な影響力を持つようになる、という意味を考えてみましょう。

ゴールト・デジタル・トークンの原理と、中央銀行がデジタル通貨を発行すると、なぜビッグブラザーの奴隷社会が訪れるのか……メルマガ第202号のパート1、パート2、パート3の「預金封鎖時代の「金(ゴールド)」に裏付けられた仮想通貨」にて、すでに分かりやすく解説しました。

この記事と併せて、再度、読み返してください。そうすれば、国際通貨基金(IMF)の専務理事、クリスティーヌ・ラガルドが言った「国際通貨のリセット」の意味がよく分かるはずです。

つまり、ペーパー・マネー(不換紙幣)から金で裏付けされたクリプト・カレンシーによる新しい通貨制度への移行に他ならないのです。

そのときこそ、人工知能によるビッグブラザー政府、すなわち、世界統一政府が完成します。しかし、それは、不可逆的な悪魔的進化と言うしかないでしょう。

霧の中から徐々に浮かび上がるゴールド・デジタル・トークンの背後にいる人々の姿……私は目を凝らしながら、こう言いたくなります。

「中央銀行の仮想通貨から、うまく逃げおおせろ!」
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※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2017年5月18日第207号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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第206号パート2 乗っ取られたワシントンと日本の「ディープ・ステート化」(その2)

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