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「小型株投資の天才」ラルフ・ワンガーを成功に導いた5つの視点=山田健彦

ワンガー流の投資銘柄発掘

さて、我々がワンガーに習って株式投資をするならば、どのような銘柄が候補に上がってくるでしょう?

ワンガー流の選定基準のおさらいですが、下記の通りです。

  • 小型株
  • 財務の健全性が高い
  • 高い成長率が見込める
  • 有能な経営陣に率いられている
  • マクロ経済の動向から恩恵を受けると予想される銘柄

まず「小型株」ですが、これは時価総額(株価×発行済株数)で見ていきます。せいぜい時価総額が1千億円程度までの銘柄でしょう。

財務の健全性が高い」には色々な指標がありますが、ここは会社四季報に載っている自己資本比率を使うのが便利で簡単です。自己資本比率が40%以上で区切りをつけます。

次に「高い成長率」ですが、売上高、営業利益、経常利益の伸び率をチェックしていきます。最終利益は会計方針の変更で色々と修正できてしまうので、除きます。

有能な経営陣」。何をもって「有能」とするのか、これは中々難しいのですが、今回は便宜的に増収増益を何年連続で達成したかで測定してしまいましょう。

最後に「マクロ経済の動向から恩恵を受けると予想される銘柄」ですが、いわゆるテーマ株ということです。経済を動かしているテーマですが、ざっと思いつくままに書き出しても、

  • オリンピック関連
  • カジノ解禁関連
  • 少子高齢化関連
  • 民泊関連
  • 教育の無償化関連
  • 情報セキュリティ関連
  • IoT
  • 安全保障、防衛関連
  • 猛暑関連
  • 次世代通信規格(5G)
  • 電柱ゼロ計画
  • 土壌汚染対策関連
  • リニア新幹線
  • VR, AR
  • 有機EL
  • 国土強靭化計画
  • 二酸化炭素排出削減
  • 農業振興
  • 車の自動運転
  • 人工知能
  • 代替エネルギー
  • 働き方改革
  • 船のバラスト水問題

などなど色々出てきます。

これらのテーマは、国の新たな政策から浮上してくることがほとんどです。まさに「国策に逆らうな」という先人の教えのとおりです。政府が重点的に予算を配分するこれらのテーマは、ほとんど「骨太の方針」「成長戦略」を見ればわかります。今年もそろそろ今年度版が決定される頃です。ニュースなどに注意します。

Next: 39銘柄が候補に。スクリーニング手法とエントリー時期は?

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