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8月末は暴落危険期。それでも米ドル/円の反転上昇が近いと言える理由=長谷川雅一

米ドル/円のスワップ金利は40円/日

FXをやっている方ならご存知でしょうが、今、主要な通貨ペアの中でも、米ドル/円のスワップ金利の「高さ」が目立っています。

証券会社によってスワップ金利はかなり異なりますが、主要な証券会社における米ドル/円の「買い」スワップ金利は、現在、40円~50円/日、といったところでしょうか。証券会社によっては、豪ドル/円より、米ドル/円のスワップ金利の方が高い場合すらあります。

アメリカが金融緩和のまっただ中にあった頃(リーマンショック後)、米ドル/円の買いスワップ金利は「マイナス」だったこともありました。40円/日というスワップ金利は、「メチャクチャ高い!」わけです。つまり、「なんだかんだ言っても米ドル/円の買いは有利だ」ということです。

今、米ドルを10,000通貨買うのに必要な証拠金は、44,000円ほどです。これに対して、買いのスワップ金利=40円/日として、「買って持っているだけ」で年に14,400円ほど、年率にして32.7%ほどの金利が付くわけです。

もしも勇気を出して、米ドルを1,000万通貨買えば、1日、40,000円のスワップ金利が入ることになりますから、それだけで生活できる可能性があります。

ただし、米ドル/円相場が1円動くごとに、1,000万円の損益が発生しますから、気が気ではありませんけどね(笑)

僕が言いたいのは、「なんだかんだ言っても、米ドル/円の金利はこんなに高いんだから、キッカケひとつで、相場が一気にドル買いに傾く可能性がある。おそらく、今の円高も、そうそう長くは続かないだろう」ということです。

Next: さらなる円高は格好の押し目、米ドル/円反転上昇の日は近い

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