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米国で始まった「トランプ降ろし」麻生副総理はペンス副大統領に勝てるか?=斎藤満

麻生副総理は巻き返せるのか?2国間協議で「オウンゴール」寸前の日本

さて、ペンス副大統領の声がかりで2国間協議に交渉の場が移りますが、そこに金融政策まで書き込んでしまったのは日本にとって「オウンゴール」となります。金融政策の独立性以前の問題として、各国の事情で金融政策を行う前提が崩れ、米国の監視下に置かれることになります。日米間で金融政策の協調を進めるとなると、引き締めに向かうFRBと逆行する緩和を日銀が続けられるか

特に米国の利上げでドル高が進むとなれば、日銀が「協調」してこれを吸収すべく、金利引き上げが求められる可能性があります。もっとも、いきなり利上げとはいかないので、10年国債利回りのゼロ目標を外す可能性はあります。また米国の財政政策に伴い、財政赤字拡大となれば、日銀による米国債購入を要請する声が上がる可能性もあります。

トランプ政権の間はもちろん「看板」のトランプ大統領を立てることになりますが、実質的な交渉相手がペンス副大統領になるとすれば、日本側は麻生副総理の交渉力が重要になります。トランプ氏との交渉では何が飛び出すかわからないリスクがありますが、協議、交渉が通る副大統領ながら、そのしたたかさは要注意です。
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※本記事は、『マンさんの経済あらかると』2017年2月15日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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マンさんの経済あらかると』(2017年1月27日号)より抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。

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