ECビジネスの成長率
ECビジネスを手がける「ショッピング事業」を見てみると、四半期での取扱高が前年同期で+28%の1,804億円にまで増えてきています。
ショッピングの取扱高に連動する形でショッピング広告の四半期での売上高が前年同期比+32%の77億円まで成長しました。
ショッピング広告のテイクレートを計算すると4%に満たない数字になりますので、今後はこの数字を楽天並み(9%台)に高めていくことになるのではないでしょうか。
Fintechビジネスの成長率
Fintechの中でも成長率が一番高いのはクレジットカード事業で、クレジットカードの有効会員数は前年同期比+30%の442万人と大きく成長しています。
クレジットカードの取扱高は前年同期比+50%で2,618億円まで増えました。
このようにFintech事業の中でもクレジットカードビジネスは高い成長率を誇っているわけですが、楽天カードの会員数は既に1,500万人を突破しており、それと比べるとまだ1/3以下の規模に過ぎません。
ヤフーの既存の会員基盤の大きさを考えるとEコマースだけではなく、このFintech部分も非常に大きな伸び代があると考えるのが自然です。