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ギリシャ、EU、それぞれの思惑を解説 もし「最悪の事態」になった時、マーケットはどう動く?

これからどうなる?

ギリシャ問題は、これからどうなるのでしょう?これは実際「5日の国民投票しだい」です。誰にもわかりません。

世論調査では、「EU残留を望む人(EUの要求を受け入れる人)の方が多い」ということですが、ギリシャの現政権は「EUの要求を拒否する」という姿勢ですから、まさに「混乱状態」であり、国民投票の結果がどうなるかは流動的でしょう。

マーケットは「最悪の事態」を想定して動いている

ギリシャ問題に対する、マーケットの反応はどうでしょう。

マーケットは、すでに「最悪の事態」を想定しつつ動いていると感じています。つまり、「ギリシャはデフォルトし、EUを離脱する」というシナリオのもとで動いていると思います。

実際に最悪の事態となった場合、もちろん、為替はさらに円高に振れ、さらなる株安が進行する可能性があります。

しかし、そうなっても為替であと1円程度、日経平均であと500円程度の下落にとどまるのではないか、と見ています。また、その下落は「瞬間的なもの」になる公算が大きいのではないかと思います。

為替や株は今売るべきか? 買うべきか?

結論から言いますと、今は「買い場」であると考えます。為替も株も、かなり安くなっており、ギリシャ問題の規模を考えれば、今後の反発は「ほぼ確実」だからです。

もちろん相場の世界に「絶対」はありませんので、「保証」はありませんが、僕は「買い」のスタンスでよいのではないか、と考えています。ただし、適当に買わず、タイミングよく安い値段(レート)で買うことが大切です。

長谷川雅一のハッピーライフマガジン』(2015年7月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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