これからの時期というと、夏休みということで、外国人観光客が大挙して日本にやってくるシーズンとなります。そうなると再び脚光を浴びるのがインバウンド関連銘柄。『まぐまぐ大賞2014』無料部門で総合2位に輝いたメルマガ「ハロー!株式」を配信するaquaさんは知っておくべきインバウンド関連銘柄について語ってくれています。
訪日外国人旅行者の消費総額、今年は3兆円超えの可能性も?
「羊辛抱、辛抱銭(しんぼうぜに)相場」も半年が経過しましたが、それが指し示す通りの展開となっています。この度もギリシャ&上海というダブルショックで大きく下押しする場面がありましたが、ピンチとチャンスは常に隣り合わせです。
そのショック安場面でここぞとばかりに仕込まれた方、或いはジッと辛抱した方は大きく報われており、まさしく「辛抱銭」となっています。巷では大きく下げたところで信用の追証発生で投げさせられた方、或いは恐怖感から売らされてしまったという方が多くいますが、そこで買った人と売った人とでは投資成果に天地雲泥の差が生じています。
「ショック安こそ最大の買い場(アクア流勝利の法則十五ヶ条)であり、これまでいずれのショック安場面をも克服してきました通り、この度もそうなる公算大」と申し上げてきましたが、この度も然り。実際にその通りの展開となってきました。
目先の動きに一喜一憂することなく、引き続き「辛抱銭」(しんぼうぜに)で微動だにしない中長期スタンスで臨みたいところです。
ところで、7~9月は夏休みということもあって例年訪日外国人が大きく増える時期であり、インバウンド(訪日外国人)消費というテーマ性が再び脚光を浴びる可能性があると申し上げてきましたが、シナリオ通りその関連銘柄が賑わいを見せています。
昨年の訪日外国人旅行者の消費総額は前年比43%増の2兆305億円と初めて2兆円を超えてきましたが、その訪日外国人増加の勢いは止まらず、今年は年間3兆円の大台を大きく超えてくる可能性があります。
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