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アップルが時価総額1兆ドル超え、最大の強み「iPhone」が今後は最大のリスクに=東条雅彦

やはりハーバード大学の投資戦略は賢明である!

VR、ARの分野については、グーグルだけではなくアップル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト等の米国系ハイテク企業が毎年、膨大な研究開発費を使って先行投資しています。

どの企業が「NEXTスマートフォン」の覇権を握れるかはわかりません。

ハードウェアとソフトウェアの組み合わせという視点ではアップルが有利だと思われますが、スティーブ・ジョブズがいない今、その強みを活かしきれるかどうかは不確実です。

ハーバード大学の資金を運用するハーバード・マネジメントは、アップル、マイクロソフト、グーグルの3社に集中投資しています。

<内訳>

アップル株:169万株
マイクロソフト株:185万株
アルファベット株:12万9000株

このたった3社で、同基金が保有する8億1680万ドル(約890億円)相当の上場米国株のうち約72%を占めます。

繰り返しますが、どの企業がNEXTスマートフォンを生み出せるかはわかりません。そのため、ハーバード大学の将来性のあるハイテク企業を複数、保有するという投資戦略に打って出たのでしょう。

ウォーレン・バフェットは今のところ、アップルのみに張っています。これはこれでバフェットらしい投資戦略です。バフェットはバリエーションを重視するので、アップル以外のハイテク企業は割高だとシビアに判断していると思われます。

image by:Arcady / Shutterstock.com

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ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2018年8月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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