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アップルが時価総額1兆ドル超え、最大の強み「iPhone」が今後は最大のリスクに=東条雅彦

スマートウォッチのメリットとデメリット

現在、アップルが力を入れているApple Watchですが、この製品は今のところ、iPhoneを補佐する役目しか担っていません。GoogleもAndroid Wearというスマートウォッチ向けのOSを出していますが、これも位置づけ的にはほぼ同じです。

スマートウォッチはスマートフォンの機能の一部を実現した製品に過ぎません。個人的にはスマートウォッチに関しては、まだ実験段階ではないかと思っています。

具体的には以下の用途で使われています。

<スマートウォッチの主な機能>

・メールや電話の確認
・交通ナビ機能
・ニュース等の確認
・天気の確認
・おサイフケータイ
・心拍数の計測
・音楽の再生

私も一応、Android Wearを搭載したスマートウォッチを身に着けていますが、正直、スマートウォッチがなければ絶対に困るという状態ではありません。日常的に感じているメリットとデメリット(個人的な感想)は以下の通りです。

<スマートウォッチのメリット>

・電話がかかってきた時にバイブレーションで腕が震えるので、すぐに気がつく(電話の取りミスが少なくなった)
・メールやLINEなどのメッセージをスマートウォッチで確認できるので、スマートフォンを見る回数が減った

<スマートウォッチのデメリット>

・多くの機能を使おうとしたり、頻繁にスマートフォンを操作したりすると、すぐにバッテリーがなくなる
・画面が小さいので、できることが限られる

スマートウォッチはスマホの代わりにはならない!

現時点ではスマートウォッチはスマートフォンの機能を削って時計サイズにした製品です。このままスマートウォッチがスマートフォンの代替製品になるとは思いません。

もちろん、人間はより便利な方を好むので、今後、スマートウォッチが普及してくる可能性は大いにあるでしょう。しかし、スマートウォッチを持ったからといって、スマートフォンを捨てられるわけではありません

スマートウォッチの最も致命的なのは画面が小さすぎる点です。コンピューターと人間が相互に意思疎通を図るユーザーインターフェースが小さいので、どうしても機能が限定されてしまいます

スマートフォンの次に来る製品は?

それでは、スマートフォンの次に来る製品は何なのか? 最も有力な候補は、仮想現実(VR)拡張現実(AR)です。

VR(仮想現実:Virtual Reality:バーチャルリアリティ)
AR(拡張現実:Augmented Reality:オーグメンテッドリアリティ)

両者は一見、似ているようでまったく別物なので、混同しないようにご注意願います。

VRは、仮想世界に現実を反映させる技術です。メインは「仮想」にあります。最近、VRゴーグルの方は比較的よく売れてきています。安いものだと3000円前後で手に入ります。スマートフォンをVRゴーグルに装着すると、すぐに使えます。

私も先日、試しに購入してみました。絶叫マシンが好きなので、VRに対応したジェットコースター系の無料アプリを何本かダウンロードして、体感してみました。もちろん、リアルなジェットコースターの迫力には負けますが、体がふわっと浮いたりする感覚は味わえます。YouTubeなどでもこの手の動画は大量にアップロードされています(検索ワード例「VR Coaster」)。

<VRコースター>

欠点はリアルなジェットコースターよりも酔いやすい点です。興味のある人はVRゴーグルを購入して体感してみましょう。

そして、もう1つはARです。ARは現実に仮想世界を反映させる技術です。メインは「現実」にあります。

ARの代表的な例は「ポケモンGO」というゲームです。ポケモンGOはスマホを片手に近所の公園などに行ってカメラを回すと、現実の世界に溶け込むようにモンターが出現します。

<ポケモンGO プレイ中のスマホ画面>

ポケモンGOというゲームは現実世界を舞台にしています。この発想が世界中の人々に受け入れられて、累計ダウンロード数が8億を突破しました(2018年5月)。

Next: 拡大を続ける画面サイズにヒントが? スマホを越える製品は出るのか

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