日本政府の姿勢は?
一方、菅官房長官は7日のNHKの番組で、北朝鮮問題について「米朝首脳会談で非核化をうたった共同声明に署名したのは非常に大きい。行程表をつくって進めていくことが大事だ」として、北朝鮮に非核化に向けた具体的措置を取るよう要求しました。
また、日本人拉致問題に関しては「安倍首相が北朝鮮の金委員長と向き合い、最終的に決めてほしい。そういう段取りをしっかりつくっていきたい」として、日朝首脳会談の実現に全力を挙げる考えを示しました。
しかし、菅官房長官も裏側を知っている一人です。だからこそ、拉致担当大臣を兼務しています。
この問題は、安倍内閣のトップ中のトップしか知らない事項になっているといえます。どのタイミングで、どこまで発表されるのか。個人的には興味津々です。
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『江守哲の「ニュースの哲人」〜日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ』(2018年10月12日号)より一部抜粋
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