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仮想通貨市場も様子見へ。ビットコインはコアBOX「68万円台~76万円台」想定=天空の狐

先週の仮想通貨の報道は小粒であり、動因を生みだす内容はなかった。今週はどうか。ビットコインはコアBOX68~76万円台での価格推移をイメージしている。(『「ビットコイン&グローバルマーケット」by天空の狐 ミニ版メルマガ』天空の狐)

※本記事は有料メルマガ『「ビットコイン&グローバルマーケット」by天空の狐 ミニ版メルマガ』2018年10月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:天空の狐
IFTA国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト、日本人で唯一のESTA名誉会員、現職ヘンリー・ビジネス・スクール ヘッジファンド・プログラム、国内AI企業のアドバイザー Python・MT4・MT5自動売買&裁量AIトレーダー。テクニカル分析やアルゴリズム・ストラテジー開発に従事。

グローバルマーケットが総悲観の間は、仮想通貨市場も静かに?

先週の仮想通貨ニュースまとめ:大きな動きはナシ

10月23日には、コインチェックが始動の報道から、仮想通貨の日本円の流入に期待が高まり、一時反発した。

24日、金融庁が、日本仮想通貨交換業協会を「認定資金決済事業者協会」として、規制への枠組みが正式となり法整備が整った。

25日、米国最大の仮想通貨取引所・コインベースのIPO報道など、米国内での仮想通貨の認知度がより高まる期待が出た。

26日、リップルの四半期報告書は1億6,000万ドルと、7300万ドルから倍増した結果であり、資金調達が潤沢になり、銀行間の送金などリップルの普及が進む。

先週の仮想通貨の報道は小粒であり、動因を生みだす内容はなかった

どうやって報道と対話するか?

報道から、投資行動として、どう判断するべきだろうか? 何もないと判断することも重要だ。どんな時に相場へ向き合うのか? この情報は、市場を動かす動因であるかどうか?

初心者は、1つ1つ学びとってゆくしかない。情報社会において、マーケット要因は複雑怪奇でもある。1つの情報から、上昇要因、下落要因、様子見を判断しないといけない。1つ1つの経験と学びによって向かう努力が必要であり、情報の対話には根気がいる。

ローマは1日にしてならず。投資の技術も1日では生まれず、数年の研鑽が必要だ。ゆっくり、落ち着き、腰を据えて相場と向き合って欲しい。

今週のビットコイン&グローバルマーケット

今週は、世界同時株安からリスクオフの流れを引きずる格好だ。ダウ平均株価は900超ドル下落した。米国は決算発表が続き、アマゾン、グーグル株価が急落するなど、好感内容であっても、不安定な動向になった。

株価の動向が市場全体を変える展開だ。日経は2万4,500円台から2万1,000円まで下落した格好だ。リスクオフの資金フローになり、追証によって、さらなる下落を呼びこんだ結果だ。東京時間、EU時間、NY時間、初値の動きが重要になり、TLT、債券価格と株価を両睨みしながら、市場の動向を探ることになる

市場心理の値動きは、落ち着くまで冷静な対応が必要だが、重要なことは、大半がパニック売りを認識しているときは、大幅な崩落は起きない

現在、仮想通貨市場は閑散としている。グローバルマーケットとの相関性が低下して、ある意味、ボラティリテイが低下したことは、市場が熟成することになる。

また、米国でのETF議論において、市場心理が冷え込み、理屈のない展開になっているのが実情であり、市場との対話が重要になる。

ただ、11月8日、オリジナル統計の変化日シグナルが点灯した。次なる節目を作る気配だ。アストロジーと言われる考え方からも、新月であり、リセットには適している

Next: すでに動きは11月相場へ? 今週の仮想通貨市場はどう動くのか

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