トルコリラが大変なことに
そんな中、米国で対イラン制裁違反で禁錮刑を言い渡されたトルコの銀行幹部が刑期を終えて24日に帰国したとされています。
ハルクバンクの幹部であるハカン・アティッラ氏は、18年5月に制裁違反で米国の裁判所から禁固刑を受けました。判決が言い渡された時点で、アティッラ氏はすでに1年あまり収監されていました。
この事件で、トルコと米国の関係は悪化しました。トルコのエルドアン大統領は昨年、政権に対する政治的攻撃と非難していました。ハルクバンクは制裁違反はしていないと主張しています。
しかし、そんな言い分が米国に通用するわけがありません。
エルドアン大統領もそろそろ態度を軟化させないと、トルコリラが大変なことになりそうです。
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本記事は『江守哲の「ニュースの哲人」〜日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ』2019年7月26日号の一部抜粋です。全文にご興味をお持ちの方はぜひこの機会に、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『江守哲の「ニュースの哲人」〜日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ』(2019年7月26日号)より一部抜粋
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