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日経平均はトリプル底(逆三尊型)形成、25日線が上向けば17500円方向へ

日経平均、25日移動平均と3.78%開く

14-18日の相場見通し

日経平均は週明け17000円台へ上昇する可能性が高く、1/21 安値16017円、2/12安値14865円、3/9安値16494円のトリプル底(逆三尊型)チャートになる可能性があります。

一番の強気で見ている理由が、週明けにも上向くことが予想される25日線16320円です。11日は前日比5円安まで煮詰まってきました。25日線が上向くのは昨年12月11日以来3ヶ月ぶりです。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

また遅行スパンが2月12日安値14865円までの下落トレンドを通過しているため、来週にも実線を上回る上方転換シグナルを発生させてくる可能性があります。

そして一目雲上限は18014円辺りから週末18日には17440円辺りまで切り下がるため一気に突破してくる可能性はあり、今週は日米で重要イベントを通過しますが、その後の上昇に期待したところです。買いポイントは15日と16日の日米金融政策が何事もなく現状維持で無事通過すること。
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18日(金)の終値は一目雲上限17439円を上回っているというシナリオ――週末11日の後場に相場が一段高となったのは今週答えがでるとみています。
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先週末のポイント

東京市場(11日)

  • 日経平均:16938.87(+86.52)
  • 売買高:27.6億株
  • 売買代金:3.0兆円
  • 騰落レシオ:102.74%
  • 25日線かい離:+3.79%
  • ドル円は113円70銭台、ユーロ円は126円70銭台(11日18時)

11日の日経平均終値は86円高の16938円と続伸。ECBのドラギ総裁による利下げ打ち止め示唆を受けて朝方は売りが優勢だったが、予想を上回る追加緩和策への評価が広がるにつれ、日経平均はプラス圏へと切り返した。原油価格の上昇や円高一服、SQ通過に伴う需給改善なども支援材料となった。

米国市場(11日)

  • NYダウ:17213.31(+218.18)
  • ナスダック4748.47(+86.31)
  • S&P500:2022.19(+32.62)
  • シカゴCME:17050 円 (11日終値比+200円)
  • NY原油先物:WTI 1バレル=37.59ドル
  • ドル円は113円80銭台、ユーロ円は126円80銭台(12日15時)

11日のNYダウは反発し、2015年12月31日以来ほぼ2カ月半ぶりの高水準で今年の最高値となった。NY原油先物相場が約3カ月ぶりの高値を付けたことや、アジア、欧州株式相場の上昇を受けて投資家心理が改善し、米市場でも買いが優勢となった。11日の米市場ではECBの金融緩和による景気刺激効果を見直す動きが広がり、金融株などが買い戻された。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500は3日続伸し、昨年12月31日以来の高値だった。ナスダックも1月6日以来の高値で引けた。

※現在のドル円は113円60銭台、ユーロ円は126円90銭台(14日8:30)

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THE相場観!』(2016年3月11,12日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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2025年に日本では団塊の世代の年齢層がほぼすべて75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護、年金などの社会保障費が急増して財政危機の引き金になりかねないと危惧されています。また年金を管理運用しているGPIFが2016年6月に発表した運用報告では、国内株式の評価損が響き、約マイナス5兆円を計上したことでマスコミが騒ぎました。ただこれも株式運用ではなく、債券やそのままキャッシュで運用していたら20年後には200兆円の年金はなくなるのです。将来にいろんな不安を抱えながらの株式投資になりますが、自分の年金くらいは株式運用で増やしていきましょう。それが私がメルマガを通じてお伝えしたい主旨です。

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