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中小型株はいつ買えばいい?活況になったタイミングを読む、出来高増加の変化の見方=山田健彦

中小型株に対する考え方

過去3回お伝えした「売買代金上位銘柄」、「歩み値」データに基づく売買手法は、上場している市場が東証一部・二部、JASDAQ、マザーズ等の区分に関係なく比較的時価総額が大きな銘柄が投資候補銘柄としてあがってくるものでした。

たまたま「中・小型株にはどう向き合うの~?」というご質問をいただきましたので、筆者なりの考え方をお伝えします。

まず中小型株の特徴として、発行済株式数が少ないうえ、創業者等の持分比率が結構大きく、浮動株(頻繁に売買されると想定される株)が少ないのが特徴です。その結果、株価は上昇するときも下落するときも割と派手に動きます。

浮動株の調べ方ですが、浮動株比率(浮動株÷発行済株数)は会社四季報に出ていますが、四季報の浮動株の定義は「1単元以上50単元未満の株主の保有持株数の合計」です。J-REITなど特殊なものを除き1単元は100株なので、四季報の浮動株の定義は5,000株未満の株主の保有持株数の合計です。

個々の会社でも浮動株と思しき「個人その他」の保有株数、保有割合が有価証券報告書の「所有者別情報」の中でレポートされています。ただ、会社四季報の数値と個々の会社が開示する「個人その他」の所有割合の数値は大きく隔たりがあるのが普通で、どれが正しい浮動株のデータなのか、は不明です。

また個々の会社の有価証券報告書を一つひとつ確認していくのは手間なことと、幸い四季報ベースのデータならボランティアの方が集計してくださっているので、こちらを使わせて頂くのが良いかと思います。
※参考:浮動株比率 検索フォーム

ここから浮動株数を見つけ、マークしている中小型株銘柄の一日の出来高が浮動株数の15パーセントを超える日が断続的にあれば、取引が活況に入ったとみなしても良いのでは、と個人的に考えています。

いずれにしても、既にお伝えしたとおり「売買代金上位銘柄」ランキングの中に入っている銘柄の中から、チャート的に上昇トレンドを描いているものに的を絞る、という大原則は変わりません。

また、くどいようですが中小型株は、その浮動株数の少なさから株価の上下が激しく撤退のタイミングを間違えると思わぬ損失を被ることがあるので、深追いは禁物です。

<投資候補銘柄の見つけ方 1~3回目>

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image by : Virojt Changyencham / Shutterstock.com

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資産1億円への道』(2019年10月28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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資産が1億円あるとゆとりある生活が可能と言われていますが、その1億円を目指す方法を株式投資を中心に考えていきます。株式投資以外の不動産投資や発行者が参加したセミナー等で有益な情報と思われるものを随時レポートしていきます。

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