今が苦しくても「将来のお金」を考える
ご相談いただく中で、「2年後の大学入学費用のために投資をしたい」と言われることがあります。
しかし、運用期間が2年しかないのでは、投資を活用することはできません。
もちろん投資をしたら増えるかもしれませんが、減ってしまう可能性もあるのです。
入学時に確実に資金を備えるには、2年前には利益を確定して現金化しておく必要があるのです。
大学に入学する時期は、子どもが生まれた時からわかるものです。
将来どうなるのか、わからないとしても、生まれた時からコツコツと貯めていけば、大学費用は準備できるはずです。
老後資金も同じです。年金生活に入る年齢は、ほぼ決まっています。
仮に、今が苦しい状態であったとしても、将来のお金について考え、実際に対策を取っていくことが、お金に苦労しないための第一歩なのです。
image by:Ned Snowman / Shutterstock.com
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『教育貧困にならないために』(2019年11月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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