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日経平均は131円高の1万7134円/そーせい、小野薬品など高い(3/28)

本日の日経平均株価は前週末比131円(0.77%)高の1万7134円。13:50には一時マイナスに転じる場面もありましたが、下値ではすかさず買いが入り、引けにかけて再び上げ幅を広げました。(『ハロー!株式』)

日経平均株価は前週末比131円高の1万7134円(3/28)

今日の相場

◎日経平均:17134.37(+131.62)△0.77%
◎TOPIX:1381.85(+15.80)△1.16%
◎売買高概算:18億4515万株
◎売買代金概算:1兆9283億円
◎時価総額:513兆8257億円
◎値上り銘柄数:1562 ◎(昨年来)新高値:33
◎値下り銘柄数:301 ◎(昨年来)新安値:0
◎変わらず:85
◎騰落レシオ(25日):129.48%(前週末比12.69%上昇)
◎サイコロ(日経平均):6勝6敗 ○○○●●●●○●●○○ 50.0%
◎カイリ率(日経平均):25日線比 +2.62% 75日線比 -1.19%
◎為替
対ド ル:113.54(前週末比0.48円安)
対ユーロ:126.73(前週末比0.56円安)

◎出来高上位
1.みずほ<8411> 174.9円(+1.9円)19733万株
2.三菱UFJ<8306> 538.1円(+2.4円)6065万株
3.ANA<9202> 329.8円(+3.0円)3697万株
4.東芝<6502> 205.6円(-2.7円)3367万株
5.シャープ<6753> 131円(+5円)3116万株

◎売買代金上位
1.日経レバE<1570> 11780円(+140円)1616億円
2.トヨタ<7203> 6223円(+43円)513億円
3.ペプチド<4587> 6690円(+710円)498億円
4.みずほ<8411>174.9円(+1.9円)343億円
5.ソフトBK<9984> 5502円(-34円)342億円

相場概況

外国証券の寄付前の注文状況……売り350万株 買い700万株

本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で上昇、前週末比131円(0.77%)高の1万7134円で取引終了です。

週末のNY市場はグッドフライデーの祝日で休場でしたが、円相場が1ドル=113.50円前後の円安に振れたことを好感した買い、本日は3月期末の権利付き最終売買日で配当や株主優待などを狙った買い、加えて安倍首相による消費増税延期観測やサミット前の経済対策観測も支援材料となり、朝方から買いが先行。

13:50には一時マイナスに転じる場面もありましたが、下値ではすかさず買いが入り、引けにかけて再び上げ幅を広げています。売買代金は概算1兆9283億円、上海総合指数は21ポイント(0.7%)安の2957です。

業種別では、海運、倉庫、鉄鋼、医薬品、陸運、電力ガス、小売などの上げが目立ちます。

個別銘柄では、保育園運営等の子育て支援最大手のJPホールディングスが21円高の360円と6%の上昇。5月の伊勢志摩サミット前に、安倍首相が世界経済の減速に対応して消費喚起を狙った経済対策を実施すると報じられ、子育てサービスに使うクーポン券の配布などが検討対象とされ、恩恵銘柄として買いが入っています。保育所受託と公的保育施設運営のサクセスHDも65円高の1447円と値を上げています。

三越伊勢丹が39円高の1363円、高島屋が48円高の968円、良品計画が380円高の2万4310円、セブン&アイが95円高の4911円、ローソンが240円高の9690円となるなど消費関連が上昇。

伊勢志摩サミット前の経済対策策定で、今後の景気状況によっては17年4月の消費増税再延期も視野に入れると報じられ、増税後の消費の落ち込みが回避されるとの思惑から買いが入っています。

医療やシニア軸に事業再構築を図るノーリツ鋼機がストップ高、80円高の546円となっています。子会社の日本再生医療が研究を進める「自家心臓内幹細胞」が厚生労働省の先駆け審査指定制度の対象品目に指定されたと発表。早期の開発成功と収益寄与を期待した買いが集まっています。

創薬ベンチャーのそーせいが1770円高の1万7640円と大幅高。秋にも東証1部への市場変更を申請する方針と報じられています。東証1部銘柄で構成するTOPIXに連動するファンドへの組み入れなどが期待され、資金流入が増えるとの思惑買いに繋がっています。

その他、一押しの小野薬品が1→5の株式分割を実施するため権利取りの買いで870円高の2万4175円と上場来高値を更新、日本M&Aが70円高の6330円、自動運転関連のクラリオンが10円高の350円、サイゼリヤが38円高の2370円と値を上げています。

本日の新高値銘柄は、三晃金属、綜合警備、コカウエスト、伊藤園、アダストリア、スタートトゥデイ、小野薬、ペプチドリーム、ホシザキ、ダブル・スコープ、よみうりランド……等々です。

主な投資判断

[ドイツ証券]
引下げ A→B クックパッド<2193> 2,200→2,000円
据置き B コニカミノルタ<4902> 1,400→1,100円

[クレディS証券]
据置き C SUMCO<3436> 850→650円

[UBS証券]
引下げ B→C 東芝<6502> 220→165円

[SMBC日興証券]
据置き B 凸版<7911> 1,000→1,050円
据置き B 大日印<7912> 1,050→1,000円
据置き B リンテック<7966> 2,800→2,250円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価

Next: 明日の日経平均株価は下がっても上がっている?「権利落ち日」の注意点

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