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2日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で4日続伸、保険セクター上げ目立つ

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2日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.97ポイント(0.20%)高の2921.40ポイントと4日続伸した(上海A株指数は0.20%高の3062.17ポイント)。3月12日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。

経済持ち直しの期待が持続する流れ。前日公表された民間集計の5月・財新中国製造業PMIが50.7となり、予想(49.6)を大幅に上回った点がが引き続き材料視された。新型コロナウイルス感染拡大で停止していた経済活動は、徐々に回復しつつある。ただ、上値は重い。香港の統制を強化する「香港版国家安全法」の制定方針を巡り、米中が応酬していることが不安材料だ。一部メディアは1日、「中国政府は国営企業に対し、大豆や豚肉など一部農産品の輸入停止を指示した」と報道。「第一段階の通商合意」が破棄されるとの不安も漂った。指数は安く推移する場面もみられている。

業種別では、保険の上げが目立つ。中国平安保険(601318/SH)が2.9%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.6%高、中国太平洋保険(601601/SH)が2.2%高で引けた。不動産株もしっかり。保利地産(600048/SH)は2.8%上昇している。運輸株、発電株、ハイテク株の一角も買われた。

海南省拠点の銘柄も物色される。農畜産業の羅牛山(000735/SZ)が5.9%高、空運業の海航HD(600221/SH)が0.6%高で取引を終えた。政策の動きが好感されている。中国共産党中央委員会と国務院は1日、地域振興策となる「海南自由貿易港建設総体案」の全文を正式公布した。また、海南省では「競馬場」の導入構想もあるとされる。羅牛山は以前、競馬ビジネスに参入する意向を表明していた。

半面、消費関連株はさえない。白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が0.6%安と反落した。同社株は昨日、史上最高値を更新している。このほか医薬品株、自動車株、インフラ関連株なども売られた。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.61ポイント(0.78%)高の207.68ポイント、深センB株指数が5.98ポイント(0.70%)安の850.59ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)


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