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「彼氏にしたい職業」上位はぜんぶ地雷、玉の輿に乗りたいなら○○な男を選べ=午堂登紀雄

相手に依存すれば、期待通りにならなかったときに不幸になる

もし職業や収入を見て相手を選びたくなったら、相手に依存している可能性があります。

つまり、心のどこかで「この人は自分にメリットをもたらしてくれるか」「この人は自分を幸せにしてくれるか」「この人のお金を使って自分がラクになりたい」という受け身の発想で選ぼうとしているのかもしれません。

そうやって相手に依存すればするほど、勤務先、年収、親との同居の有無などといった相手のスペックが気になるわけですが、もし結婚後にそのスペックから外れたとき、不幸になりやすいのがこのパターンです。

たとえば、「大手優良企業に勤めている」「高年収」だから結婚したという場合。

先ほどのように相手が「スタートアップベンチャーに転職したい」「独立起業したい」と言い出したらどうするのか。すると、結婚を判断した根拠が崩れてしまうことを意味し、猛烈に反対するしかなくなる。それはそれで不幸でしょう。

だから私は、スペックに依存したパートナーの選び方はちょっと危険ではないかと思っています。かといって、最初から理想の家庭像があってそれを目指すというのも、むしろその発想に縛られて意見が食い違ったり、苦労が増えるリスクもあります。

過去に「男から見た『将来億を稼ぐ男性』の条件」という記事を書いていますので、玉の輿に乗りたいという女性は参考にしてみてください。見るべきは職業ではないということがおわかりいただけるかと思います。

【関連】世の女性たちが知らない、男から見た「将来億を稼ぐ男性」の条件=午堂登紀雄

結婚相手に適した「同レベル」とは?

私の提言は「向上心のレベルが同程度」「相手を尊重でき、多少のことには妥協して相手に合わせられる」人が望ましいと思います。

前者の「向上心のレベル」とは、仕事や子育てなどにどれだけ努力や愛情にコミットしたいかという価値観です。このあたりが近ければ、仕事は頑張るのか、そこそこでいいのかといった点も近いので、モメることはないでしょう。

出費についても、「必要な出費に絞り込んで投資する」のか「欲しいものを欲しいだけ買う」というお金の使い方でモメることもない。子どもの教育についても、食い違うリスクは低いでしょう。

後者の「相手を尊重でき、多少のことには妥協して相手に合わせられる」というのはそのままですが、加えて、環境変化には都度都度軌道を変更しつつ、夫婦で話し合いながら双方が納得する家庭を作り上げていける柔軟性がある、という意味も包含します。

Next: たとえば私の場合、「家族を最優先に、そしてほどほど豊かで穏やかな生活」——

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