31日の日経平均は4営業日ぶりに反発した。5日線と25日線は再び上向きに転換し、目先の下落トレンド入りを回避した格好。ローソク足は小陰線を引いたが、短い胴体部分から長い上ヒゲと短い下ヒゲを出して「卒塔婆」に似た形状で引け、終値の5日線割れとともに戻り売り圧力の強さを窺わせた。一目均衡表では遅行線が株価との上方乖離幅を広げて強気シグナルを増大させたため下値は堅そうだが、基準線が依然として横ばいで推移しており、上昇基調復帰まで日柄を要する可能性に留意したい。
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