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ネット飲食予約を革命する「TABLE REQUEST」は競合他社と何が違うか?=高岳史典

GoToEatでも店側が恩恵を受けられないなど、ネット予約サイトと飲食店の間では様々な問題が起きています。それらを解消すべく、「飲食予約のゲームチェンジ=集客のコストフリー化」の実現を目指して『TABLE REQUEST』を作りました。(『銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ』高岳史典)

目指すのは「集客コストのフリー化」

僕が創業した株式会社Bespoは10月8日、飲食即時予約サービスの『ビスポ!』を『TABLE REQUEST』としてリニューアル、同時にInstagram様と提携することを発表しました。

弊社プレスリリース:飲食店即時予約サービス「ビスポ!」が「TABLE REQUEST(テーブルリクエスト)」へリニューアルInstagramとの連携で新型コロナ禍で苦境に立たされる国内飲食店の支援を10月12日より開始! – 株式会社Bespoのプレスリリース(2020年10月8日配信)

参考:飲食店予約のビスポ、インスタグラムから即時予約 – 日本経済新聞(2020年10月8日配信)

この提携によって、TABLE REQUESTにご参加いただいているお店様は、自分のお店のInstagramのページに簡単に「Instagramから予約」するボタンをつけることができるようになります。

もちろん今までのビスポ/TABLE REQUESTと同様に、予約からの送客手数料は一切かかりません。

これでTABLE REQUESTは、

・LINE
・Alipay
・Instagram

という世界的なプラットフォームと連携して、そこから日本の飲食店へ無料で送客する仕組みを作ったことになります。

さらに言えば、JCB様をはじめとする企業連携も進んでいます。

これはJCB様をはじめとする企業のLINEアカウントやHPその他にTABLE REQUESTを連携させ、その企業様のファンを企業様のサービスの加盟店や取扱店へ直接送客するサービスです(例えばJCB様ならJCB LINEアカウントの600万人のお友達をJCBカードが使える飲食店様に送客する)。

すなわち、様々な企業からもTABLE REQUESTを通じて飲食店に送客がされる仕組みです。

この機会に、僕らが飲食予約市場の既存の仕組みをどのように「ゲームチェンジ」していきたいかを記そうと思います。

一言で言うならばズバリ、「集客のコストフリー化」です。

インターネットが変えた外食ビジネス

もともと町の飲食店の集客と言えば、地道にチラシを配ったり、店頭でお声掛けをしたりするといった活動でした。

そこにぐるなびさんが登場して、インターネットという新しい媒体上に有料で飲食店のページを作るというビジネスを始められました。さらに食べログさんは、お店の情報をユーザー(お客様)が投稿できるプラットフォームをネット上に構築、有料でお店の情報を正しく見えやすく整理するというビジネスを始められました。ホットペッパーさんは、お店のクーポンを集めた雑誌を駅前やコンビニで配布していたのを、ネットの空間で配れるようにしました。その他にも、多くの飲食店情報サービスがインターネット上で展開されることになりました。

ここまでなら何の問題もないと思います。

お店は物理的にまいていたチラシの代わりにネット上でクーポンを配布できるようになり、店頭でのお声がけする代わりに、ネット上でオススメの情報を提供できるようになったのです。

やがて、24時間いつでも予約を受け付けることができるインターネット予約が登場、あらゆる飲食サービスがこぞって実装するようになりました。

はじめは無料で使えるネット予約もありましたが、各サービスは収益の拡大を目指してネット予約を有料化していきました。そして今では、ネット予約は飲食サービスが飲食店へ課金するための手段となり、様々な複雑なプランが登場するようになりました。

飲食店側にとっても、ネット予約は集客に欠かせない機能となり、いかに課金が重くなろうと切っても切れない、あるいは切るのが怖い存在となりました。

ネット飲食予約の弊害

そしてこのネット飲食予約が、様々な問題を巻き起こしています。

参考:グルメサイトが「予約席囲い込み」 公取委、実態調査 – 日本経済新聞(2019年11月28日配信)
参考:街の飲食店に恩恵なし? Go To Eatキャンペーン「3つの課題」 | Business Insider Japan(2020年10月7日配信)

もともと飲食店の予約は電話が主であり、予約を受けるのは当然のように無料でした。

しかしネット予約の登場で、「予約=集客」という図式が成り立つようになり、予約自体が有料化され、何より集客が命の飲食店はそこから逃れられなくなりました。

しかしながら、個々の飲食店の集客施策にかけられる費用は平均すればせいぜい2〜3万円です。もっと少ない店もたくさんあるでしょう。

それをあらゆるネット飲食サービスが取り合っている。
あるいは出せない費用を無理やり捻出させている。

元々は良好だったはずのネット飲食サービスと飲食店の関係が、お金を搾取されるか否かの荒んだ関係になっている。

それに対して、創業したのが会社としてのBespoであり、サービスとしてのビスポ/TABLE REQUESTです。

飲食予約のゲームチェンジを!

もう一度言います。TABLE REQUESTは、飲食予約のゲームチェンジ=「集客のコストフリー化」の実現を目指しています。

前述の通り、TABLE REQUESTはそれ単体だけではなく、外部のメディア、プラットフォーム、企業との連携を積極的に進めています。

このスキームによって、飲食店の集客の窓口はどんどん広がっていきます。

そして、このスキームでの集客コストはゼロなのです(※筆者注:TABLE REQUESTに参加するためには提携している予約台帳のどれかに入らなければならないので、まだ入っていないお店は台帳加入の費用はかかります)。

このスキームが、すぐに既存のネット飲食サービスでの集客を代替するということはないと思います。

でも、「飲食店をテクノロジーでサポートする」という志のもとに、もっともっと多くの仲間が参集し、このスキームがどんどん大きくなってくれば…「集客のコストフリー化」は決して夢物語ではないと考えています。

さて、ここまで記すと、「じゃあ、TABLE REQUESTはどうやってマネタイズするの?」ということが疑問になってくると思います。

もちろん、マネタイズのポイントはいくつもあります!続きはメルマガで書きましたので、詳細な説明を読みたい方はご購読ください。

続きは『銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ』を購読するとお読みいただけます。

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image by:naka-stockphoto / Shutterstock.com

銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ』(2020年10月14日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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