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米国株見通し:下げ渋りか、堅調な経済指標で反発も

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(16時30分現在)
S&P500先物      3,445.12(-4.08)
ナスダック100先物  11,630.88(-18.87)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は15ドル安。NY原油先物(WTI)は失速し、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。


22日の取引で主要3指数は反発。ダウは152ドル高の28363ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの追加経済対策でムニューシン財務長官と民主党のペロシ下院議長の協議が続き、実施への期待感で買い先行。この日発表された経済指標のうち新規失業保険申請件数で雇用情勢の改善が示されたほか中古住宅販売の好調さが鮮明になり、消費の拡大を受け幅広い買いが入った。ただ、ハイテク株は来週の決算発表を控え売り買いが交錯し、ナスダックは伸び悩んだ。


本日は売り先行だが、下げ渋る見通し。引き続き追加対策実施への思惑が相場を支えそうだ。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領による候補者討論会を終え、リードするバイデン氏が政策として掲げる増税・大型投資を見込んだ買いが入るだろう。今晩発表の製造業とサービス業のPMIが底堅い内容となれば、指数の上昇を後押ししよう。なお、決算発表を予定するイリノイ・ツール・ワークスやアメリカン・エキスプレス、トリトン・インターナショナルが注目される。



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