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日経平均は70円高でスタート、ソフトバンクGやソニーなどが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26834.10;+70.71
TOPIX;1798.16;+4.92

[寄り付き概況]

 21日の日経平均は前週末比70.71円高の26834.10円と反発でスタート。18日の米国市場でダウ平均は124.32ドル安の30179.05ドル、ナスダックは9.11ポイント安の12755.64ポイントで取引を終了。追加経済対策で連邦準備制度理事会(FRB)の緊急融資プログラムに絡んだ予算を巡り与野党の意見が食い違っているとの報道で成立に不透明感が再燃し寄り付き後、下落した。国家核安全保障局(NNSA)を含む複数の連邦政府機関が大規模サイバー攻撃を受けたことも警戒感に繋がった。なお、引けにかけてS&P500種指数のリバランスやクアドルプル・ウィッチングに絡んだ調整取引もあり下げ幅を縮小。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の26705円。前週末の米株安自体は想定内の中、米国の追加経済対策案に関し、大筋合意に達し20日にも最終案が上下両院で採決される可能性との報道もあり、本日の日経平均はやや強含みの展開となっている。なお、今週もIPOラッシュが続く(12社予定)ため、資金回転の速さは意識しておく必要があるとの指摘が市場からは聞かれている。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>などメガバンク、ダイキン<6367>などが堅調。一方、エムスリー<2413>、SUMCO<3436>などが下落。業種別では、非鉄金属、銀行、ゴム製品、パルプ紙などが上昇率上位に。
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