クリーブランド連銀のメスター総裁はインフレ圧力が欠如しているため、FRBが強い労働市場に対処することはないと述べた。同総裁は超タカ派として知られるがFRBの慎重な見解に沿っている。4月の雇用統計では非農業部門雇用者数が3月に続き100万人近く増加が予想されている。市場では引き続き回復に伴い、FRBが夏にも緩和縮小協議を開始するとの見方が根強い。
米国債相場は堅調。10年債利回りは引き続き1.6%割れで推移した。ドルも揉み合い。ドル・円は109円25-30銭で戻りが鈍い展開。ユーロ・ドルは1.20ドルを挟んだ攻防が続いた。
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