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マザーズ先物見通し:連休前の持ち高調整などで軟調か

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本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や三連休を控えたポジション調整売りなどで、軟調な展開が想定される。前日の米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる市場の動揺が再燃し、NYダウは急反落し、約3年1カ月ぶりに20000ドルの大台を割り込んだ。市場では「不安心理の増幅から投資家はあらゆる資産の現金化に動いており、この流れは当面続かざるを得ないだろう」とみている。ただ、米国株の急落は前日の間にある程度織り込んでいると考えられ、ショック安に繋がるようなことにはならないと想定される。一方、新型コロナの感染拡大が続くなかでは、押し目を拾う動きも限られそうで、また、三連休を前にして、市場では「連休中にどのようなニュースが飛び込んでくるのか分からないだけに、ポジションをニュートラルにしたい投資家は多い」とされ、持ち高調整売りが取引終盤には膨らむ可能性がある。今の市場は、新型コロナの感染ペースの減速、治療薬開発の進展などきっかけ材料待ちの状況で、サプライズにつながる報道が出るまでは、不安定な値動きを強いられよう。上値のメドは560.0pt、下値のメドは530.0ptとする。
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