間もなく確定する2018年上値。日経平均はもう「最終局面」に入っている=伊藤智洋

日経平均はすでにに天井圏にあると推測できます。採用銘柄の多くが過去の高値付近に迫っているかそこを越えていて、上げ余地が限られている状況です。(『少額投資家のための売買戦略』伊藤智洋)

※本記事は有料メルマガ『少額投資家のための売買戦略』2018年1月14日号を一部抜粋・再構成したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。今月配信済みバックナンバーや本記事で割愛した全文(プラチナ、日経平均株価の今後のシナリオ)もすぐ読めます。

プロフィール:伊藤智洋(いとうとしひろ)
証券会社、商品先物調査会社のテクニカルアナリストを経て、1996年に投資情報サービス設立。株や商品先物への投資活動を通じて、テクニカル分析の有効性についての記事を執筆。MS-DOS時代からの徹底したデータ分析により、さまざまな投資対象の値動きの本質を暴く。『チャートの救急箱』(投資レーダー社)、『FX・株・先物チャートの新法則[パワートレンド編]』(東洋経済新報社)など著書多数。

225採用銘柄のほとんどが天井圏か。政策の援護も期待できず

日経平均株価は1月中に本年の最高値を確認する公算

日経平均株価は、規制に縛られ、安定志向の強い、サラリーマン社長ばかりの大手企業225社の平均値です。ここ数年、上記のことが理由による企業の不祥事や業績不振による外国勢の買収が重なっていることからも、現状が推測できます。

225銘柄という多くの銘柄の平均値が想定外の高値をつけるには、バブルを作り出す政策を実行するか、日本社会が変わってゆく必要があります。この点については、当メルマガでも過去に何度も書いています。

そのように見れば、日経平均株価は、採用銘柄のバブル崩壊後の過去の高値を上値の目安とした上昇を経過する過程で、上昇しているだけに過ぎないと考えられます(当然、個々の企業の収益が大幅に拡大して、高値を大きく更新する銘柄も複数出てきますが、平均すると、それによって平均株価が突出するということになりません)。

現状では、採用銘柄の多くが過去の高値付近に迫っているか、そこを越えていて、採用銘柄全体で言えば、すでに上げ余地が限られている状況だと言えます。

安倍首相は、長期政権の最終段階へ入り、自主独立を目指す第一歩となる憲法改正を本年の最優先課題としていると考えられます。当然、財務省からの反対の多い財政支出などするわけもないので、政策としてさらに株価を押し上げることを期待できません。

日経平均株価日足

日経平均株価日足

NYダウの状況を含めて考えると、日経平均は、すでに天井圏へ位置していると推測できます。一定の流れができている場面でチャートを見る場合、5つの波のパターンが基準になります。その見方で言えば、16年6月以降、最終段階の上げ局面へ入っていて――

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2.パワー・トレンド講座、第四十一回:採用銘柄で売り上げの伸びていない高値圏の企業が先導して下げる

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1月14日号 目次
NYダウ、史上最高値を連日更新(チャート付きの解説と展望)
1. 日経平均株価は1月中に本年の最高値を確認する公算
2. パワー・トレンド講座、第四十一回:採用銘柄で売り上げの伸びていない高値圏の企業が先導して下げる
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http://www.p-trend.jp/docs/Ito-NKPFM160801.pdf

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『少額投資家のための売買戦略』』(2018年1月14日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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値動きには理由があります。一般的に言われているような確率や、需給の変化を見るだけでは、先のことなどわかりません。確率論や、統計データ分析をやりつくし、挫折を味わった経験があるからこそ、理解できた値動きの本質を書いてゆきます。

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