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インドの次はマレーシアでコロナ急増。次は日本か?疫病の急増パターンに要警戒=児島康孝

インドのコロナ感染拡大がようやく収まりつつあります。そして現在、危機的な状況にあるのがマレーシアです。そして数ヶ月の後に、東南アジアから日本に疫病が入ってくるパターンに警戒が必要です。(『「ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!」連動メルマガ』児島康孝)

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インドの新規感染者数、ようやく急減

インドのコロナ禍は、2021年の4月末から5月上旬にかけて、新規感染者数が1日あたり35万人~40万人で推移しました。

医療用の酸素が不足して多くの人々が大変な状況となった様子は、世界のメディアで報じられました。

その後にどうなったのかは、あまり報じられていません。調べてみると、5月末には新規感染者数が20万人を下回り、5月29日には17万人、5月31日には15万人と推移しています。
※参考:インドにおける新型コロナウイルスの感染状況・グラフ – REUTERS

最近の新規感染者数の数字は、最悪だった5月上旬と比べると半減してきています。今回のコロナ禍のインド社会への傷跡は深いと言えますが、状況は改善の方向へと向かっているようです。

スペイン風邪と変わらぬ急増・急減

スペイン風邪の当時の状況でも、感染者数の急増と急減という現象が世界各地で起きています。

今回のコロナ禍でも、日本の大阪で、やはり似た現象が起きています。つまり、新規感染者が急増したあと、突然に減り始めるという動きです。

スペイン風邪当時の歴史が必ずしも詳しく伝えられてこなかった背景には、ひどい状況になったものの、突然に改善し始めたため、その後、一般人レベルではあまり伝承されてこなかったのかもしれません。

要するに、1年~2年前後のひどい状況の後、あっという間に「スペイン風邪」の社会現象が消え去ったということが推測できます。

もちろんウイルスは存在し続けるわけですが、次々と人々が高熱で倒れ続けるという状況は、おおむね2年前後の間だけ。

現在の株価水準が高いままであるのは、株価の先行性によって、こうした先行きを示唆しているようにも見えます。

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