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ブルームバーグ報道(22日)を踏まえた日銀緩和期待相場のポイント=のりた

日銀会合の結果次第で18000円回復も17000円割れもあり得る

そもそも、ブルームバーグの記事も関係者の話として報道していますが、事前に情報が漏れたとしたらおかしな話です。その内容から信頼性の高さを市場は感じ取ったのかもしれませんが、日銀は何もまだ発表していない段階で信用しすぎるのはいかがなものかと思います。

先走った報道で強く反応していますから、ここは失望売りもしっかり想定しておきたいところです。

今後の展開ですが、追加緩和の内容次第では18000円台の回復も見込めるかもしれませんが、失望売りで再び17000円割れもあると思います。

追加緩和による円安効果は限定的か

さらに注意が必要なのは、追加緩和で円安の下支えが本当にできるのかどうかという点です。

金融機関への貸し出しにマイナス金利を適用することで銀行株を押し上げたり、ETFの枠を増額することで日本株の下支えはある程度見込めるのかもしれません。

政策オプションとしては、マイナス金利の拡大がありますが、前回の反応を見て分かる通り、円安の下支え効果は低いと思います。預金分に加えて貸し出し分にマイナス金利を適用することの相互作用はどうなるかはわかりません。

唯一、円安の下支え効果に期待できそうなのは量的緩和の拡大ですが、最終手段のようなものなので手は出しにくいと思います。下手なタイミングで実施した場合、効果がでなくてお手上げになってしまったら最悪ですから難しいです。

とりあえず日銀会合の結果次第ですが、期待通りの追加緩和が実施されることはもちろん、日銀が何かサプライズを打ち出せるかどうかは為替動向を見ていく上で重要なポイントです。

期待するだけの会合なら良いのですが、失望売りまで想定しなければいけないなんて、ブルームバーグは嫌な相場を作ってくれたものです。

追加緩和内容の予想に関する報道がありましたので掲載しておきます。

日本銀行が来週開く金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの見方が、エコノミスト調査で6割近くに達した。手段としては、金利・量・質の3次元のうち質の拡大を見込む向きが多く、指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを10兆円追加するとの見方もある。

出典:【関連】6割近くが追加緩和予想、ETF10兆円追加との見方も-日銀サーベイ – Bloomberg(2016年4月22日)

ここ最近、ETFやJ-REITの買い付け方に積極的な変化を感じていましたので、ありえるかもしれませんね。


毎月分配投信の本当のこと のりたマガジン』(2016年4月24日号)ではこれ以外にも、原油増産凍結が見送られたドーハ会合とコモディティ相場の見通し、日米株価、為替相場の分析などを行っています。初月無料の定期購読で、すべてのコンテンツをすぐにご覧いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。

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毎月分配投信の本当のこと のりたマガジン』(2016年4月24日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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