シニアは上級国民と下級国民にはっきり分かれてしまった
一方で、シニアになってもたくさんの家族に囲まれ、リタイア後も不労所得や投資、社外役員などで高収入を得ている人がいるのも事実。
高級官僚や国会議員の多くが、そうした上級国民の地位に就いており、多くの家族に囲まれてコネと忖度に守られ、甘い汁を吸っている。
その人たちは難なく新しいクレジットカードを作ることもできれば、カード会社からの招待制カードを何枚も持っているケースもある。
反面、60歳を過ぎても毎日バイトをしてお金を稼ぎ続けないと、その日が暮らせない人たちもいる。
キャッシュレス時代と言われながら、同時に格差の二極化が進行しているのだ。
一般シニアはキャッシュレス時代をどう生きればいいのか?
では、クレジットカードを作れなくなったシニアは、今のキャッシュレス時代にどう対応していけばいいのか。
審査のないスマホ決済アプリを使うために、まずはスマートフォンを使いこなせるようにしなければいけないのだろうか。
デジタルに長けていれば、スマートフォンアプリを活用すれば良いだけだから問題はないが、多くのシニアはデジタルに弱いし、年々衰える視力はスマホの小さな文字についていけなくなっている。
やはり、持つなら使い慣れたクレジットカードが欲しいと思うだろう。
そういう人におすすめしたいのが「デビットカード」である。