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自民・吉川赳議員、“18歳女性に4万円渡してホテル飲酒”疑惑に「相場が下がる」パパ活女子から怒りの声。“海老蔵の2倍”の金額もブーイングの嵐

自民党所属の吉川赳衆院議員が、18歳の女子大生を相手に“パパ活”を行っていたと女性週刊誌が報じ、大きな波紋が広がっている。

報道によると、吉川氏は今年の5月下旬に国会散会後の夕方から、18歳の女子大生と都内の高級焼き肉店で酒を交えた飲食を共にした後、タクシーで高級ホテルへと向かい、部屋で1時間半ほど滞在していたとのこと。

後に取材に応じた女子大生によると、吉川氏からは4万円のお小遣いを貰ったとのことで、当初は「バーに行くだけだから」と言われたものの、結果的にはホテルの部屋に誘われたのだという。

細田、西村議員に続く女性支持者を失うスキャンダルに

吉川氏は当選3回の衆院議員で現在40歳。自民党内では岸田派に所属し“岸田派のホープ”と呼ばれるなど、一定の期待はかけられているようなのだが、いっぽうで同じ静岡5区の細野豪志氏には選挙区で一度も勝てていないなど、選挙のほうはからっきし弱いようである。

そんな吉川氏だが、報道によると妻と2人の娘がいる既婚者であるとのこと。20歳未満の女子大生に飲酒をさせたことや、4万円を渡しての“買春”疑惑もさることながら、そこに不倫もくわわるなれば、法的にも倫理的にも大問題ということで、国会議員としての素質を大いに疑われるのも無理のないところ。

さらに吉川氏は、ホテルの部屋で「胸を見せて」と言いつつ、18歳女子大生を眼前にして自慰行為を始めた……とも報じられている。先般、同じく自民党でコロナ大臣などを歴任した西村康稔衆院議員が、自身のサイトに「世界各国美人図鑑」と銘打ち、盗撮の可能性を疑われるような写真を公開していたことが大いに取沙汰されたが、それにも負けぬ変態ぶりが明らかになった格好だ。

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今回の報道を受けて、吉川氏が所属する岸田派の領袖でもある岸田文雄首相は「報道は承知している」とし、「まずは本人が事実はどうなのかを説明することが大事だ」と発言している。自民党としては細田衆院議長の“セクハラ”疑惑や、先述の西村元コロナ大臣の“盗撮”疑惑に続く、女性有権者からの支持を失いかねない醜聞だけに、自らの派閥に所属する直系の部下のこととはいえ、もはや庇い立てはできないといったところであろう。

SNS上でも当然のように吉川氏への批判が渦巻いており、なかには「キモい」などと生理的な嫌悪感を露にする声や、「ようやく比例で引っかかった分際で10年早い」といった意見も。いっぽうで、今回の件を報じた女性週刊誌による18歳女子大生の特定や取材がかなり素早かったことからも、参院選を目前としたタイミングにもかかわらず吉川氏はずいぶん脇が甘かったのでは……といった見方も浮上している。

下落傾向にあるパパ活の相場

政治家あるいは芸能人といった著名人は、今回のようにプライベートを何かと狙われる可能性があり、その報道によってイメージが大いに失墜することも。ゆえに、女性と遊ぶならパパ活などの素人を狙うのではなく、いわゆる“プロ”を利用すればいいのに……といった声も、事あるごとにあがるところ。

とはいえ、遊ぶ当人たちにとって“素人女性との出会いの魅力”は、何事にも代えがたいものなのだろうが、しかしながら今回の件に関しては、女性が週刊誌に洗いざらい話してしまうという、素人との火遊びにおける最大のデメリットが炸裂する格好となったようだ。

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そんな吉川氏が今回手を染めたと報じられている“パパ活”だが、その本来的な意味としては、若い女性と主に富裕層男性とがマッチングをし、お茶や食事を共にする代価として男性から女性にお金を渡すという、言うなれば“あしながおじさん”的な行為を指すもので、性行為に関しては必ずしも伴わないものとされていたようだ。

ところが、以前から出会い系サイトなどを利用しての売春を行っていた女性層や、それを求める男性層が、パパ活のフィールドに流入してきたことにより、最近では旧来からある“性行為ありき”の援助交際との差異がほとんど無くなりつつある状況にあるとのこと。さらに、上記のような女性層が多く流入してきたことにより、パパ活のいわゆる相場のほうは下落傾向にあるという。

そんな状況を象徴するかのような出来事が、今年3月に報じられた歌舞伎俳優・市川海老蔵さんのパパ活疑惑。その際に海老蔵さんが女性に渡した金額は、大物芸能人のお小遣いとしては相当シブい“2万円”だったというのだ。

そう考えれば、吉川氏が18歳女子大生に渡した4万円という金額は“海老蔵の2倍”ということで、ちょっとは格好がつくようにも見えるのだが、パパ活に従事する女性からの印象とすれば“どっちもどっち”といったところのようで、SNS上では昨今のパパ活相場の下落を取沙汰する声も少なからずあがっている状況だ。

若い女性たちがパパ活に参画するのには、人それぞれの理由や事情があると思われるが、その背景のひとつに昨今顕著な“若者層の貧困”があるのは間違いのないところ。吉川氏は政治家として、そういった問題を解決していく立場にあるのにも関わらず、むしろそのパパ活を逆に満喫し、あまつさえその相場の下落にも寄与することとなっているようだ。

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