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天昇電気工業—1Qは2ケタ増収、日本及び中国成形関連事業が大幅な増収に

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天昇電気工業<6776>は10日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.0%増の49.36億円、営業利益が同39.6%減の0.38億円、経常利益が同91.8%増の1.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同227.4%増の1.04億円となった。

日本成形関連事業の売上高は前年同期比28.0%増の41.82億円、セグメント損失は0.01億円(前年同期は0.18億円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響は緩和されているものの、半導体の供給不足により、納入先である自動車メーカーの完成車工場で操業停止や減産が実施された。

中国成形関連事業の売上高は前年同期比48.9%増の1.68億円、セグメント利益は同260.0%増の0.28億円となった。主要顧客からの受注が大幅に増加したことに加え、利益率の高い製品の受注も好調に推移した。

アメリカ成形関連事業の売上高は前年同期比8.4%減の5.12億円、セグメント損失は0.47億円(前年同期は0.20億円の利益)となった。半導体の供給不足により家電等の生産量が減少した。

不動産関連事業の売上高は前年同期比0.0%増の0.71億円、セグメント利益は同0.0%増の0.58億円となった。相模原市の賃貸建物、二本松市所在の土地から構成されている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.4%増の240.00億円、営業利益が同165.7%増の6.00億円、経常利益が同52.0%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.2%増の3.50億円とする期初予想を据え置いている。


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