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NY株式:NYダウ18ドル高、経済指標を好感

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米国株式市場は反発。ダウ平均は18.72ドル高の33999.04ドル、ナスダックは27.22ポイント高の12965.34で取引を終了した。利益確定売りなどに寄り付き後、下落。しかし、週次失業保険申請が予想外に減少したほか、8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のプラスに改善する良好な経済指標を好感し買戻しが強まった。ハイテク株も主要企業の良好な決算や長期金利の低下を受けて買い戻しが目立ち相場を一段と後押し。引けにかけて主要株式指数は上昇に転じ終了した。セクター別では、エネルギー、半導体・同製造装置が上昇した一方、電気通信サービス・不動産が下落。


ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は5-7月期決算で一部項目を除いた一株利益が予想を上回ったほか、供給不足の緩和を期待した2023年の業績見通しも予想を上回ったため、上昇。会員制スーパーマーケット運営するビージェーズ・ホールセール(BJ)は第2四半期決算で1株利益が予想を上回ったほか、ガソリンを除く既存店売り上げが前年比7.6%増と良好な結果を好感した買いに上昇した。半導体メーカー、ウルフスピード(WOLF)も四半期決算の強い売り上げが好感され、上昇した。一方、小売りのコールズ(KSS)は四半期決算で、通年の見通し下方修正が嫌気され、下落。小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は物言う投資家のライアン・コーエン氏率いるRCベンチャーが当局への届け出の中で、保有していた同社株を全て売却したことが明らかになり、売られた。


半導体関連企業、アプライド・マテリアルズ(AMAT)は取引終了後に決算を発表。一株利益が予想を上回ったほか、見通しも予想を上回り、時間外取引で上昇している。



HorikoCapitalManagementLLC


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