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ダイナムジャパンホールディングス—2Qは増収減益、スマート遊技機など積極的な設備投資により収益力回復を図る

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ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>は24日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)の連結決算を発表した。営業収入は56,195百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益3,881百万円(前年同期比42.2%減)、中間利益1,183百万円(前年同期比65.4%減)と、増収減益となった。

2023年3月期第2四半期においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、沈静化が繰り返される状況のなか段階的に行動制限が緩和されるなど、社会経済活動が正常化しつつある。しかし、新たな変異種株による感染再拡大や原材料価格の高騰、急激な円安による物価上昇懸念の高まりもあり、依然として先行き不透明な状況が続いている。パチンコ業界においては、パチンコ機における複数の人気機種の台頭やスロット機における規制見直しに対応した新基準機の導入が進んでおり、前年同期比で営業収入は増加傾向となっている。

同社グループは、営業収入は増収を確保した一方、遊技機の減価償却負担の上昇、電気代の高騰など営業経費が大きく増加しており、店舗における人時生産性の向上、清掃業務の内製化、広告宣伝費の使用抑制など経費削減策に努めたものの、減益となった。同社は引き続き、感染防止対策に万全を期した営業に努めるとともに、今般導入されたスマート遊技機など新たな設備投資を積極的に行うことで、今後の収益力回復を図るとしている。

なお、中間配当は1株当たり2円50銭とすることを決定した。


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