日本電計<9908> 15日に昨年来高値を更新!
今回のイベントでは、セル/モジュール/パック用充放電試験装置を展示している。
電子計測機器を中心に扱う商社で、自動車関連を筆頭に産業機器や半導体関連などの開発工程で必要とされる装置・機器類を取り扱う。
足元は、自動車メーカーの活発な設備投資が追い風となり、電子計測器の需要が旺盛。23年3月期は、売上高が前期比8.9%増の1,000億円、営業利益は同27.6%増の34億円、純利益は同11.0%増の25億円と、最高純益更新を見込んでいる。24年3月期も電子計測器伸び、利益は続伸すると見られる。

日本電計<9908> 週足(SBI証券提供)
配当性向35%を会社方針としており、配当利回りは4%弱と高めで、予想PER=8.46倍、実績PBR=0.91倍の現在株価は割安と言える。
三菱鉛筆<7976> 10日に昨年来高値を更新!
ご存じのとおり、筆記具の代表メーカー。筆記具の開発で培った分散技術を様々な産業用途 へ提供し、技術のオープンイノベーションも進めている。今回のイベントでは、二次電池向けに「材料の調達」、「サービス提供」などを提案(燃料電池セパレーター、電池向け CNT 分散スラリー、電池向け PTFE 材料、電池向けス ラリー・塗工の開発・受託、電磁波吸収材料、立体カーボン製造技術など)。
足元は、柱の『ジェットストリーム』が国内と東アジアで快走。また『ポスカ』も欧米で伸長している。23年1月からデスクマットとファイルを平均20%程度値上げ。国内のボールペンなどが法人向けノベルティとインバウンドで拡大を続けている。

三菱鉛筆<7976> 週足(SBI証券提供)
23年12月期も増収増益を見込んでおり、足元の株価に割高感はない。10日に昨年来高値を更新する動きとなり、以降は目先的に調整含みとなっているところが興味深い。 ※2023年3月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
※本記事は有料メルマガ『田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット』2023年3月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 ※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込1,100円)。
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『
田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
田嶋智太郎の先読み・深読み!株式マーケット
』(2023年3月17日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による