今夜の想定は1ドル=147.50〜151.00円

ドル円チャート(日足)
とりあえず今の水準で発表前に軽めに買ってギャンブルしてみるのも良さそうではあります。下値のサポートとしては、21日移動平均のある148.20〜148.30円レベルが機能しています。発表直後の瞬間的な値動きはともかくとして、発表後に148円台をズルズル割り込んでいく値動きとなればいったん損切りして様子見でしょうか。
逆に上値に関しては、149円台がかなり重たくなっており、149.10〜149.20円レベルで止められている状況です。ここを抜け、あっさり149.50円レベルも上回っていくのであれば、150.00円の大台を上回ることになるでしょう。
ただし、1ドル=150.00円前後の水準では神経質な値動きとなって乱高下もありそうですから、上がった場合は149円台後半でいったん利食いして、150.00円レベルをサポートとして安定するかどうかを確認してから、再度ロングした方が無難でしょう。
150円を超えた水準では、為替介入もあり得なくはありません。調子に乗ると痛い目を見る可能性がありますので、念のため警戒しておきましょう。
結論としては、基本的によほど弱いマイナス圏に落ち込むような数字がない限りは押し目買いの意識でトレードしたいですね。週明けの急落の147.30円レベルを底値と意識して、買っていけば問題ないように思います。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2023年10月6日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による