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翻訳センター<2483>が好調〜需要高水準で2桁営業増益・3期連続増配予想

下期の構成比が高い収益構造

15年3月期の四半期別業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月~6月)21億08百万円、第2四半期(7月~9月)22億53百万円、第3四半期(10月~12月)23億07百万円、第4四半期(1月~3月)25億23百万円、営業利益は第1四半期16百万円、第2四半期1億38百万円、第3四半期1億31百万円、第4四半期2億19百万円だった。

下期の構成比が高くなる傾向が強い収益構造である。15年3月期の売上総利益率は44.6%で14年3月期比1.0ポイント上昇、販管費比率は39.1%で同0.3ポイント低下、ROEは10.4%で同3.4ポイント上昇、自己資本比率は62.5%で同1.1ポイント低下した。配当性向は28.5%だった。

16年3月期は減収増益で2期連続増配、翻訳事業が好調

前期(16年3月期)連結業績は、売上高が前々期(15年3月期)比0.1%減の91億78百万円だが、営業利益が同5.9%増の5億34百万円、経常利益が同6.3%増の5億34百万円、そして純利益が同52.0%増の4億30百万円だった。

派遣事業の売上減少が影響して全体は微減収だったが、主力の翻訳事業が好調に推移し、販管費抑制も寄与して営業・経常増益だった。

売上総利益は同5.6%減少し、売上総利益率は42.1%で同2.5ポイント低下した。販管費は同7.2%減少し、販管費比率は36.3%で同2.8ポイント低下した。特別利益では投資有価証券売却益1億72百万円、特別損失では子会社整理損28百万円を計上した。なおROEは14.4%で同4.0ポイント上昇、自己資本比率は67.1%で同4.6ポイント上昇した。配当は同5円増配の年間53円(期末一括、普通配当48円+記念配当5円)とした。2期連続増配で、配当性向は20.7%である。

事業別売上高の動向を見ると、翻訳事業は医薬および金融・法務分野の好調で同3.6%増の67億27百万円、派遣事業は人材紹介事業の子会社を売却した影響で同32.7%減の8億81百万円、通訳事業は製薬会社からの受注やIR通訳案件が増加したが、IT通信関連企業からの受注減少で同2.1%減の6億62百万円。

語学教育事業は受講申込が計画を下回り同0.4%減の2億13百万円、コンベンション事業は「第7回太平洋・島サミット」「アジア・オセアニアタックスコンサルタント協会大阪大会2015」「第36回日本臨床薬理学会学術総会」などの大型案件が寄与して同34.1%増の5億50百万円、その他は外国への特許出願支援サービスが好調で同48.3%増の1億71百万円だった。

翻訳事業の分野別売上高は、特許分野が企業や特許事務所からの堅調な受注に米国特許法改正に伴う英日案件の一時的増加も寄与して同3.9%増の17億99百万円、医薬分野が外資製薬会社からの安定した受注や国内製薬会社における受注拡大などで同5.3%増の23億76百万円、工業・ローカライゼーション分野が自動車関連の好調で同0.3%増の19億17百万円、金融・法務分野がコーポレートガバナンス・コード制定によるIR関連資料の受注拡大などで同6.5%増の6億33百万円だった。

四半期別の業績推移を見ると、売上高は第1四半期(4月~6月)21億10百万円、第2四半期(7月~9月)21億52百万円、第3四半期(10月~12月)24億61百万円、第4四半期(1月~3月)24億55百万円、営業利益は第1四半期52百万円、第2四半期82百万円、第3四半期2億12百万円、第4四半期1億88百万円だった。

Next: 17年3月期は2桁営業増益/18年3月期ROE10%以上目標

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