サイトの使いやすさ(情報量)での比較
サイトの使いやすさは、実際に各社のサイトで確認してみると良いと思います。現在、主人と私の口座開設書類をSBI証券と楽天証券で取り寄せ、手続きを進めている最中なのですが、手続き書類は楽天証券の方が「わかりやすい」と私は感じました。
商品ラインナップ
答えは「どんな運用ポートフォリオを構成するかによって、最適な投資信託を扱っている運用管理機関を選べばいい」なのですが、長期投資の基本である、国際分散投資をする為に必要な主となるパーツ、国内株式、海外株式、海外債券の3分類でのコスト比較(最も低コストのみ抜粋)をしてみましょう。
■SBI証券
【国内株式】
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
(ベンチマーク:TOPIX)
信託報酬:0.2052%
【海外株式】
DCニッセイ外国株式インデックス
(ベンチマーク:MSCIコクサイインデックス)
信託報酬:0.2268%
【海外債券】
三井住友・DC外国債券インデックスファンド
(ベンチマーク:シティ世界国債インデックス)
信託報酬:0.2268%
■楽天証券
【国内株式】
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
(ベンチマーク:TOPIX)
信託報酬:0.2052%
【海外株式】
たわらノーロード先進国株式
(ベンチマーク:MSCIコクサイインデックス)
信託報酬:0.2430%
【海外債券】
たわらノーロード先進国債券
(ベンチマーク:シティ世界国債インデックス)
信託報酬:0.2160%
■スルガ銀行
【国内株式】
DC・ダイワ・ストックインデックス225
(ベンチマーク:日経225)
信託報酬:0.5616%
【海外株式】
インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド
(ベンチマーク:MSCIコクサイインデックス)
信託報酬:0.756%
【海外債券】
ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス
(ベンチマーク:シティ世界国債インデックス)
信託報酬:0.702%
ここで上位1、2位ネット銀行の強さが出てきました。スルガ銀行よりもSBI証券、楽天証券の取り扱い投資信託は低コストであることがわかります。恐らくランキングPの1位・2位と3位の1P差は、ここから来ているのではないかと推測しています。
取り扱い投資信託本数では、SBI証券、スルガ銀行、楽天証券の順に豊富となっています。楽天証券は、iDeCo申込受付を9月24日からを開始したばかりなので、今後のラインナップ増加が期待されます。
いかがでしたでしょうか? 上位3社が上位たる理由と、何を基準に選択をしたらいいかの参考になればと思います。iDeCoは良い制度だと思いますので、まだ開始されていない方はこの機会に開始されてみてはいかがでしょうか。
『億の近道』(2016年10月19日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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