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4連勝中の酉年相場、でも西暦末尾7の年は危険? 2017年相場展望いろいろ=櫻井英明

野村の日経平均テクニカル分析

以下、野村の分析。

日経平均株価のテクニカル分析。2000年以降、30年移動平均線を放れた場合は放れた方向へトレンドが発生するケースが多い。

2005年12月からの上放れ局面。2005年12月始値15130円→2016年4月7日高値17563円までの上昇率が16.1%。

2014年11月からの同局面。2014年11月始値16862円→2015年6月24日20868円まで上昇率は23.8%。

平均上昇率は約20%になる。

「7」のつく年、セブンの悲劇

セブンの悲劇」というのもある。

  • 1987年ブラックマンデー
  • 1997年アジア通貨危機
  • 2007年パリバショック→リーマンショックへ

西暦末尾「7」の年は大きなネガ変化との声も…。

日経平均81634円?

逆にこんな声もある。

今のPERは連結。昭和49年当時はすべて単体PER。それを同一視して論じるのは茶番。バブルの崩壊は日本株のPERが60倍台まで買われ、絶対水準の49倍を超えたところからスタートした。日本株の特徴であった株式持ち合いによるPER押し上げ効果はほぼ23倍。すなわち絶対水準49倍であった」。

PERの絶対水準が49倍なら、今の日経平均では81634円。計算だけは可能だが…。

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「兜町カタリスト」』(2016年12月6日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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