日経平均はどうなる?
9月15日に書いた前回の記事で、「日経平均株価は、20,200円のレジスタンスを抜くのが難しい」と書きました。しかし、日経平均は9月19日(火)に、20,200円のレジスタンスを、あっさり上に抜きました。
この上昇の原動力となったのは、言うまでもなく「選挙」です。「選挙は買いだ」というのが、相場の常識です。降って湧いた「解散総選挙」に「とりあえず買いだ」とばかりに買い注文が集まったのです。
しかし、その後の日経平均は、20,500円付近がレジスタンス(上値抵抗)となり、伸び悩んでいます。
今回の選挙は、解散の動機がいかにも「こじつけ」であることが見え見えで、安倍自民は、今までのように「楽勝」とは行かない可能性があります。こうした「不安感」が、日経平均の上値を押さえているようにも思われます。
今後の情勢にもよりますが、安倍自民が不利な戦いを強いられるような展開となれば、「選挙は買い」という「公式」が機能せず、日経平均株価が伸び悩む恐れがあります。
日本株については、引き続き、好業績銘柄を選択して買うトレードが有効である、と考えます。日経225先物や、指数連動型のETFについて、ここ(20,500円の手前)で買って21,000円超えを目指す、といった強気のトレードは控えた方がよさそうです。
『長谷川雅一のハッピーライフマガジン』2017年9月26日号より一部抜粋
※記事タイトル・太字はMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
長谷川雅一のハッピーライフマガジン
[無料 ほぼ平日刊]
リアルタイム投資情報サービス「LiveSignal24(ライブシグナルにじゅうよん)」の発行者、長谷川雅一がお届けするメルマガです。投資(株/FX)、マネー、政治、経済、趣味、衣、食、住、遊、ライフスタイルなど、あなたがハッピーライフを築くヒントをお届けします。