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マイホーム購入とアパート投資、本当にハイリスクなのはどちらか?=姫野秀喜

1.自宅はお金を生み出さないが、アパートは生み出す

当然ですがアパートは賃貸しますので家賃収入が入ります。それに対して、自宅は自分たちで住むので家賃収入が入りません。

アパートの借金は賃貸収入から支払いますが、自宅の借金はサラリーマンであれば会社からもらう給料で支払います。仮に、病気になって働けなくなったとき、アパートの場合は家賃収入から借金を返済できますが、自宅の借金は会社の給料がなければ支払えません。病気や怪我で給料が出なくなったときに備えて、渡辺直美さんと西島秀俊さんがCMをしている保険に入るとしたら、月々のランニングコストが上がりますね。

つまり病気や怪我で働けなくなったときのリスクアパートの方が低く、自宅の方が高いのです。

2.自宅は買うときにリセールバリュー(再販価格)を検討しないが、アパートは考えて購入する

多くの人はいまだに持ち家は資産だという認識を持っています。

広い意味では間違っていません。しかし、資産は資産でも、どれくらいの金額の資産かということを正しく把握している人は少ないです。多くの人は自宅を3,000万円で購入したら、その自宅が3,000万円の資産だと思っています。

購入価格を資産だと考えているとしたら、それは正しく資産を把握しているとは言えません。正しく自宅の資産価値を把握するということは、実際に売れる金額を把握するということです。

たとえ3,000万円で購入した自宅でも、1,000万円でしか売れないなら、それは1,000万円の資産だということです。そして一部の人気物件を除いて、自宅は買ったときの金額の半分以下の値段でしか売れないこともあります。

ところが投資物件は違います。アパートは買ったときの値段のせいぜい7割~8割程度で売れます(というかそういうものを選んで買います)。

この違いは、買うときにリセールバリュー(再販価格)を考慮して買ったかどうかによって決まるのです。

自宅を買うときは、立地、生活スタイル、設備、住環境、教育、その他、様々な夢や家族の思いを一杯のせて購入します。

アパートを買うときも当然、入居者の生活スタイルや環境、設備なども考慮しますが、それ以上に再度売り出すときの価格、すなわちリセールバリューを考慮します。リセールバリューを考慮して投資をしているアパートであれば、何かお金が必要な時に売却しても大きな損を出すリスクを減らせます。

そういう意味で、リセールバリューを考慮していない自宅の方がリスクは高いと言えます。ちなみに、業者の言いなりで投資物件を買っている人は、リセールバリューなどは考慮していない可能性があるのでご注意下さい。リセールバリューを考慮せずに、アパートを買うということは“投資”ではなく“単なる買い物”をしているだけです。

Next: 万一の「自宅を賃貸」は簡単ではない。リセールバリューを考えておこう

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