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あなたは勝ち組?負け組? 首都圏鉄道「沿線格差」の実態を解説した良書!=姫野秀喜

本日は書籍『沿線格差 首都圏鉄道路線の知られざる通信簿』をご紹介します。首都圏の人間であれば、ある路線はお洒落、またある路線はお金持ち、ある路線は庶民的などのイメージを持っていると思いますが、本書は、そのイメージをあえて言葉にした画期的な本です。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)

プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

物件の検討時、路線イメージを調べる辞書として使える良書

『沿線格差 首都圏鉄道路線の知られざる通信簿』著:首都圏鉄道路線研究会/刊:SB新書

沿線格差 首都圏鉄道路線の知られざる通信簿』著:首都圏鉄道路線研究会/刊:SB新書

不動産投資において、鉄道路線や駅距離は重要なファクター

本日は首都圏の鉄道について記載された本をお送りします。不動産投資をする人にとって、鉄道の路線や駅からの距離は、投資の意志決定における非常に重要なファクターであることは自明だと思います。

JR線の沿線が好きな人、私鉄が好きな人、地下鉄の駅が良い人など、入居者個人のライフスタイルを反映するため、首都圏において電車の路線を全く無視して不動産投資を行うことはないと言えるでしょう。

多かれ少なかれ首都圏の人間であれば、ある路線はお洒落なイメージ、またある路線はお金持ち、ある路線は庶民的なイメージを持っていると思います。本書は、そのイメージを、あえて言葉にした画期的な本と言えます。感情的なイメージで路線に優劣があるかどうかはさておき、路線間に感じられる格差についてできるだけ公平に語ってくれています。

乗り入れ・接続数・混雑率・駅前の栄え具合、駅の路線価(土地の価格)や家賃相場、乗降数など出来る限りの定量データに基づいて、その駅の力を判断し、総合的に格差を論じています。路線間の格差なんてくだらないと一笑に付すことなく、路線を理解する一つの参考情報として活用できると思います。また、東京以外のエリアに在住で東京の物件に投資をしたいと考えている投資家さんにはちょうどよいインプットとなることでしょう。

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それでは、少々長くなりますが、首都圏の鉄道について路線毎の力をみて行きたいと思います。

以下、著者の言葉を抜粋します。

■沿線の「勝ち組」と「負け組」を定義づけ

本書では以下の基準で勝ち負けを定義するとしている。

1.『ブランドタウン』の多さ
2.『接続路線』の多さ
3.『遅延』の少なさ
4.『混雑』していなさ
5.『乗客数』の多さ
6.『乗客増加数』による駅周辺の成長力
7.『運賃収入の多寡』

この定義に基づき

混んでいるけど、それに見合うだけのブランドタウンが並ぶ路線

ブランドタウンがそれほどあるわけでもないが、そこそこ快適に電車が乗れる

という路線が勝ち組と定義されている。

具体的な順位は、
1位:京急本線
2位:東海道線
3位:東急東横線
4位:小田急線
5位:総武線
6位:中央線
(以下略)

この順位と実際に自分が持っている路線のイメージが異なることは多いと思いますが、まぁ住めば都でどの路線にも良いところがありますので、あまり目くじらを立てず楽しんでみましょう。

なお、7位以下の路線について気になる方は本書を買って読んで下さい。ちなみに私の好きな西武線が…惨敗で少し哀しかったということだけは記載させていただきます(笑)。

各沿線のイメージ紹介

東京にはたくさんの路線があります。首都圏の人にはおなじみでも、それ以外のエリアの方にはあまり馴染みのない路線というのが多数あります。

今回の書評では、あくまで首都圏以外の方が、それなりに各路線のイメージをもっていただけるような書評といたします。そのため、いつもの6倍くらい文章が長くなりますが、ご了承下さい。

全部の路線を読むと大変なので、気になる路線だけ読んでくだされば幸いです。
※路線の並びは書籍に紹介されている順番です

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