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あなたは勝ち組?負け組? 首都圏鉄道「沿線格差」の実態を解説した良書!=姫野秀喜

【1】アニメやマンガにもよく出てくる中央線

中央線は、23区西部、多摩地域の背骨

中央線の始発駅となる東京駅

周辺には、日本の中心だけあって、高層ビルのオフィス街が広がっている

新宿を過ぎて西に向かうと中野です。

中野は中野区の中心駅であり、駅周辺の路線価は人坪当たり327.3万円

中野区には「中野ブロードウェイ」という商業・住宅が一体となった施設

があり

今も「サブカルの聖地」

中野をすぎると、杉並区に入る。

中央線は高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪と続く。

高円寺は、夏の阿波踊りで有名

阿佐ヶ谷は、アクエリオン3期目やゲーム制作会社を描いたNEW GAME等の舞台に何かと使われる場所。クリエーターが多い印象です。

このあたりの地域は、「おしゃれ」ではあるが、おっさん視点で見ると「貧乏くさい」

それでも人気エリアなので

賃貸物件の家賃を見てみると、高円寺で1Kの相場が7.61万円

というのは、東京以外の人には驚きのお値段だと思います。

西荻窪をすぎると、多摩地域に入る。吉祥寺は、多磨東武の拠点

吉祥寺駅の路線価は366.1万円であり、都心よりの中野よりも高い

なお現在放送中のTVアニメ オカルティック・ナインの舞台である井の頭公園もこのエリアです。

【2】超混雑、千葉県民の支えとなっている総武線

総武線は千葉から新宿を通り、先ほどの中央線と併走して吉祥寺、三鷹まで続く路線でJRの案内板は黄色のラインが入っている。

(併走する中央線を使う人が多いため)

新宿以西において総武線の存在感は薄い

一方で

御茶ノ水以東での(総武線の)存在感は絶大

朝のラッシュ時、総武線最混雑区間が錦糸町→両国で199%

JRで最も混雑する路線のひとつ

「総武線が止まると千葉県民は家に帰れない」といわれるほど、総武線は東京都心に通う千葉県民の心のよりどころ

西船橋、船橋、津田沼、千葉で乗車人員が1日10万人を超え、ほかも多くが5万人を超える。

【3】快速扱いの東海道線

東海道本線は(中略)東京と神戸までを結ぶ日本の動脈の一つである

しかしながら、関西では東海道本線とは呼ばずに、運行実体に合わせて、例えば大阪から神戸に向かう列車を神戸線と呼ぶなど、別の名称で運行していたりする

そもそも東京駅への通勤圏にある駅は新橋、品川、川崎、横浜、戸塚、大船、藤沢、辻堂の8駅のみ

つまり東海道線は、多くのケースで乗り換えを伴いながら利用される路線

駅が少ない分、乗車時間は短い(早く着く)。そのため、「快速に乗り換える」的な感覚で使われるのが実態だ

中規模の駅が並び

地価も、東京駅から46kmある大船が21万円/平米、51kmの藤沢が約25万/平米

これだけ距離の差がありながら、なおも地価が高い東海道線沿線地域には、歴史に裏付けられたブランド力を感じることができる

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