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毎年恒例、各社の「2018年びっくり10大予想」を深読みして見えてきたもの=東条雅彦

大和住銀投信投資顧問の「2018年に予想される10のサプライズ」

【1】
第4次産業革命で成長が加速!! 18年の世界の成長率は4%台に

【2】
18年も二桁増益!収益力が評価され、日経平均は30,000円台を回復!!

【3】
忘れた頃にやってくる? 金融株が情報技術(IT)株をアウトパフォーム

【4】
ロシア疑惑深まる!?
ドナルド・トランプ大統領の求心力低下で米税制改革は先送り

【5】
2期目の習近平体制は前途多難、景気テコ入れ策縮小で中国経済は減速

【6】
利下げ新興国の株式、通貨が好調

【7】
日銀よ、おまえもか」!?
CPI上昇率1%超えで黒田総裁は出口戦略を決断。

【8】
バブル崩壊、ビットコイン価格が急落

【9】
快挙!! サッカーW杯で日本代表が初のベスト8進出、日本代表関連株が上昇

【10】
時代は千葉。「チバニアン」命名で千葉関連株が買われる

出典:大和住銀投信投資顧問

近年はFAANG(Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Google)等のハイテク銘柄が他の銘柄を大幅にアウトパフォームする状況が続いていました。2018年はハイテク企業のパフォーマンスに陰りが見えてきて、金融株が6年ぶりにハイテク株をアウトパフォームするのでは!?と予想しています。

一方で、一見、この予想と矛盾するようですが、「第4次産業革命で成長が加速!! 18年の世界の成長率は4%台に」とも掲げています。

しかし、矛盾はしていません。近年、金融株は「低金利」に苦しめられてきました。金利が上昇していく局面では銀行の経営は比較的、楽になってきます。ハイテク株は業績が好調だったとしても株価は少し調整に入って、6年ぶりに金融株がハイテク株をアウトパフォームするというのは十分、ありえる話だと思います。

Next: 各社に共通する「サプライズ」とは何か?/IMFの2018年予想

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