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没落する米国の中流階級。マクドナルドの低価格戦略で実感した超格差社会

キャンベルスープ社、北米工場の統廃合を決定

米国の大手食品メーカーの一角であるCambell Soup社が、北米の工場の統廃合を決定しました。カナダのトロント工場を完全閉鎖し、生産を米国内の3工場に集約すると発表しています。

Cambell Soup社は、同社が1931年に設立したカナダのトロント工場を今後1年半をかけて段階的に閉鎖し、製造を米国の3工場に集約すると発表した。

これにより同工場の380人の従業員は解雇となるが、これに対応する米国3工場の従業員増加はなく、増産で対応するとの見込みである。

親会社であるキャンベル社のMark Alexander社長は、「閉鎖の決定は困難だったが、会社にとってベストの選択であり、消費者の環境が大きく変化(窮乏化?)しており、小売業界レベルで劇的な変化(ネット通販?※筆者注:翻訳に際して意味不明)が起きる中で商売をしている」と述べている。

これに対し、キャンベル社のカナダ部門のAna Domingues社長は、トロント工場の閉鎖の理由を生産過剰としている。

それは、スープの供給量に対して消費者需要が少ないということを意味しており、「販売できる量よりもずっと多い生産量になっているからだ」とインタビューで回答している。

出典:Campbell Soup Closing Toronto Factory, Shifting Production to U.S. – Breitbart(2018年1月27日配信)

同社社長の声明は、私にはよくわかりませんでした。スーパーからネット通販に切り換えても、総需要量は変化しないはず。売上が減るのは、競合他社の攻勢で敗退するか、それとも中間層が消えて貧困層が増えた場合でしょうから。

次に、中間層の衰退とは異なる問題ですが、会社再建中の「米トイザラス社」の現状について紹介します。

Next: 会社再建中の米トイザラス、年末商戦でも結果出ず未来は暗い

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